作品No.01_サイトのロゴ(3)

はじめ、背景の空は写真合成でも仕方ないかな…とか思ってたんですが、逆にその方が模型の写真をトリミングする作業が大変?…それに“ちぐはぐ感”も出ちゃうかも…と思い直し、パネルを作った方が正解と判断。ただ、全体を写真に収めるとなると、それなりの大きさで作らないといけないかな…。前面の模型と近ければ余計な影が出ちゃう。ちょっと離して撮らなきゃならないことも考慮すると、新聞紙の見開き(2ページ分)くらいのサイズはあった方がいいだろうなと、A1サイズよりちょっと大きい発泡スチロール板を使うことに(前回、土台の材料と一緒に買ってありました)。ちょうどA3を4枚並べられるサイズ。仕事柄(漫画家のアシスタントなので、B4プリントできる)A3対応のプリンターを持ってましたが、A3x4枚で貼り終わった後に、A4で8枚に分割した方が貼りやすかったかな?…。

近所の花見川、花島橋から。

青空、Photoshopでそれらしく描いても良かったですが、せっかく近くの花見川で撮った写真があるので、その中からイイ感じの1枚をチョイス。ちなみにこの川(↑)の先は海です(↓)。

川沿いの遊歩道を気合も入れずにのんびり・てくてくと2時間も歩けばで東京湾に出ます。だいたい1万歩(8キロくらい)でしょうか。花見川の風景が説明より田舎に見えるのはご愛嬌。

…で、空のこの辺りを新規ファイルにコピペ。これをただ引き伸ばしても“ただの写真”なので、作り物っぽくしたくて、青みの感じをちょっと変えて、上からテクスチャを重ねてみました。

これは「キャンソン紙」と呼ばれる紙の表面の凹凸をスキャンしてテクスチャとして保存したもの。仕事で原稿にPCで色つけする際に使っていたもので、色つけの仕上げにこのテクスチャをオーバーレイか何かでのせるだけで、イラスト感強くなる…というか、PC使った感が薄まる…という感じでしょうか。今回は遠目でもそれがわかるように、ちょっと粗く(大きめに)使ってみたんですが…。

イーゼルは3本足ですが、場所をとるので2本だけ出して後ろに立てかけてます。

持ってて良かったイーゼル。外で使ったことないけど、折りたたみイーゼルの資料として前に購入していたものなんですが、パネル立てるにちょうど良かった。これで大道具はOK♪

次は小道具。…てか、ミニチュア的には何が大道具で小道具か分かりませんが(笑)。まず、ラフに描いた、立て看板。

アトリエの下には「造形工房」とあります。これは「アトリエ フェイク」と名前がつく前に「造形工房〇〇〇〇」みたいなイメージが先行していたので、それを覆いかぶせるように決定稿の「アトリエ」を載せている、という個人的なアソビです。

ちなみに、木の板に彫刻したっぽい感じを出したかったので、凹凸があるような絵で表現。。。板の部分はダンボールをカットして、断面の厚みの部分に細く切ったボール紙で蓋をするように貼っただけなんですが、塗料とボンドのおかげで、板に反りが出てなんとなくイイ感じ。

これはその、上に載る文字。これも紙製。目立つように白く塗ってみました。

看板の足は割り箸。基本木工用ボンドで接着。それらしさのためにピンバイス(ドリル)でビス穴みたいなのをいくつか空けてみる。まぁ、まず写真には映りませんが…気は心(笑)。

それと、梯子(はしご)。サイズ的に何を使うかちょっと迷いましたが、プラ素材だとちょっとつまらないかも?…と、あえて“竹ひご”をチョイス。精巧さよりも手作り感マシマシにしたいので♪ …にしても、竹ひごを細く割くのに何度失敗したか(笑)。カッターの刃を縦に当てて、竹割りするように刃を入れるんですが、なかなか均等には割れてくれず…熟練の技が欲しいところでした。。。

セットはできました。…でも結局、トップページのヘッダー用に撮った写真はほとんど空が入らず…となってしまうのですが(笑)。

次はついに“ほぼ1/35”フィギュア作成に入ります。(ついに…ってほどでもないですが)

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