作品No.03_エチュード(6)

長い梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑…。エアコンの冷気が少々苦手な僕は(事務所での仕事は仕方ないですが)自宅ではなるべく使わないようにしてます。ただ…こう暑いと、正直何を我慢してるのか? と、ふと我に返る瞬間が…(笑)

まぁ…ちょっと我慢があった方が体も正常に機能してくれるのではないかな?…と、50手前のおじさんは思うのですが…何事もホドホドが肝心でしょうか。。。

…さて、前回はここまででした。(↓)

今回は、グリーンの部分に「植え込み」を作っていきます。

まず、レンガのすぐ後ろの植え込みから。この窪みに余裕を持って収まるよう、内寸2回りほど小さく切り出した発泡スチロールを茶色く塗ります。

透けないとは思いますが、植え込みの枝(芯)の部分になるので暗くなれば良しです。

植え込みの葉の部分。何かイイものないかなと探してたら、キッチンに未使用のグリーンのスポンジが。これの色の濃い(硬い)部分を使おうと裂いてみたら、案外キレイに剥がれました。…実際には、ちょっと分厚かったので、これをさらに半分に裂いて使いました。

裂いたスポンジを、先ほどの発泡スチロールに巻きつけるように貼ります。ま、とりあえず着けばイイので両面テープで固定しておきます。

スポンジだけだと、やはり味気ないので、もうちょっと葉っぱ感を出そうと、何か細かくて不規則なザラついたモノはないかな…と、理想的な形状は“乾いたパン粉”ですが、なるべくそういった素材は避けようと思ってたので、何が近いかな…と、思いついて

鉛筆削りで割り箸の屑を削り出して、ちょっと細かく潰して… なんか良さそうだったので、これでやってみることに。

スポンジを巻きつけた植え込みのパーツに木工ボンドを塗って、その上から木屑を散らして…(木屑がちょっとタテ長過ぎたかな?…もちょっと細かくするんだった…あとの祭り)。ま…とりあえず、良しとして先に進みます(笑)。

色つけをします。(こんな抹茶のチョコバーがあったら美味そうかも。笑)単色だと雰囲気が出ないので、近い色を何色か、叩くようにつけてみます。

両面テープがやはり剥がれて浮いてきました。これを両側からぎゅっと抑えて…

形を整えつつ、レンガの後ろの窪みに押し込みます。スポンジの厚みで程よくホールドされるくらいのキツさになってましたが、ちゃんと接着するよう底面には木工ボンドを塗ってあります。

続いて、後ろの花壇。なるべく“雰囲気優先”な作りにしたかったので、ちょっと悩みました(笑)。

ダイソーで売っていた造花。使えそうかも…と、これを見つけてレジに持って行くまで3日かかりました(笑)。ちょっとした素材や要り物…アクリル絵の具だって(種類は少ないけど)100均で揃ってしまうからついつい利用してしまいます。ダイソー贔屓なワケでもないですが、最近はちょっと回数多くなって…

なんか知らないうちにシールが(台紙足りてない)。…誰か欲しい人いないかな(笑)。

失敗したらまた考えればイイかと、とりあえず手を動かしてみます。まず、葉っぱにしたい緑のヤツを、後ろの段の箱型に差し込めるくらいの長さにカットしていきます。

こんな感じ。

箱型の底に、前回使った“グレーを混ぜたパテ状粘土”が余っていたので、緑の樹脂パーツを差し込んだ時に“刺さる”くらいの量を流し込みます。これでパテが乾燥した時に、押し込んだ樹脂パーツの反発をパテの肉やせで相殺できるんじゃないかな、とか思ったのですが…どうかな。

最後は雰囲気勝負の花です。

造花をそのまま刺すわけにもいかないので、花びらの部分にハサミを入れて、細かい一片を切り出していきます。それをピンセットで一片ずつ摘まんで木工ボンドで貼り付けていく… と、文章にすると細かそうな作業みたいですが、少々ザツでも問題ありません。大事なのは雰囲気です(笑)。

青はいい色が無かったので、上から色つけをしました。

色を散らしたように花壇を表現できたのは、個人的には満足です♪

いろんな素材、方法…やり方はいくらでもありそう。正解はどれ?…ということもなく、楽しいのが正解! で、よろしいんじゃないでしょうか。

次は、フィギュアの着色・仕上げ… やっとフィニッシュ、という感じでしょうか。…ただ、8月はちょっと別の用があって、こちらの作業にあまり時間を割けないので、たぶん更新も8月後半以降になってしまうかな… と、思います。のんびりし過ぎかも?…ですが(汗)長い目で見てやってください。。。

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