作品No.04_夏休みの工作(1)

アイキャッチ画像、タイトルとあまり関係ないですが、この夏撮った一コマ。ここんとこずっと変な顔が(笑)続いたので“目の保養”ということで。

8月の更新は最初の方と後半の2回しか出来ませんでしたが、毎年お盆の時期は、師匠である立原あゆみの“お供”でスタッフ皆1週間〜10日ほど、信州は諏訪に来るのが恒例になっています。

諏訪大社 下社春宮

こっち(諏訪)で僕は、もっぱら厨房担当(笑)。なので自由な時間も十分あり、今年は何かしようと行く前から考えて… 毎年のようにお参りする「万治の石仏」というのを立体にしてみようかなと。

先ほどの諏訪大社下社春宮から少し歩き、諏訪湖に注ぐ清流 砥川を渡ると、万治の石仏が鎮座まします場所があります。この少し坂になってる上…

見えてきました。

Googleマップはこちら。 Wiki情報はこちら。

「よろずおさまりますように…」なんとも都合のいいお願い…みたいですが、「すべてのことは成るように成る」そんな風に思って、そう心で唱えると心成しか不安も少し軽くなるような?…。

お参りしながら、ぐるりと周囲も写真を撮り、一礼。

帰路、どんな感じで作ろうかと考えつつ、てくてくと少し遠回りして(大きなダイソーがあるので)材料の買い足しをし、散歩終了。

ダイソーの石粉ねんど。今回は記事のカテゴリーも「100均アイテム」に分けたぐらい、ほとんどの材料を100均で用意してみました。(夏休み♪なので)…?

石仏をドドン!と1つ作ってもなぁ…と思ったので、周りの景色を含めたデフォルメ強めのジオラマにしてみようかなと、高密度(硬めな)発泡スチロールで土台を作ります。大体18cm四方といったところ。出先だったこともあり、帰りのことを考えるとこのサイズが限界かなと。ま、小さくまとまればイイ感じになりそう?…と思うのですが。

「石粉ねんど」。モノとしては、いつもの石塑粘土と同じなのですが捏ねてみると、ちょっと水分が多いかな?…

必要であろうパーツを作って、初日はここまで。乾かさないと次に行けませんので。この辺りの気候は(雨でなければ)千葉よりはカラッとしてるので、大きいパーツもないし翌日も作業できるかな。。。

1日置いて… 

“肉痩せ”がすごいのに驚く(汗)。。。これは石仏の胴体の底面部分ですが、平らなまま乾くと思っていたのに予想外のくぼみ(汗)。これのサイズだってせいぜい3cmくらいのお団子。内側はまだ乾燥し切ってないし、こんな痩せるなら何か芯を入れておけば良かった?…(笑)

まぁ、作業に大した影響はないと思いますが(削る想定で盛った分、削りの作業の短縮になると思えば♪)。

今回は材料をあえて100均で買える物でやってみようと、あまり意味のない縛りを設けてみたのですが、肝心の石粉粘土の質の違いに少々面食らいました(笑)。“安かろう”ではなく“単なる製品の質の違い”と捉えたい…ところですが、乾燥後の硬さやヤスリ掛けした感じ、毛羽立ち… やっぱりちょっと、いろいろ望むのは難しいのかも(笑)。まぁ…値段なりの品質かもですが、「夏休みの工作」には十分なはず。

土台に使った10mm厚の硬質発泡スチロール板も諏訪のダイソーで購入したもの。しっかりしていて、使い勝手が良い感じ。スチレンボードみたいに両面に紙を貼ってないので、用途は区別できそう。

土台の盛り土には、これまたダイソーの「木粉粘土」を使うことに(もはやダイソー祭り?)。

これは最初の「サイトロゴ」や前回の「エチュード」を作った時に、同じように「盛り土(どーでもイイですが、僕は“もりつち”と読んでます)」に使ってるので使い勝手も分かってるし、乾燥後は“フワフワの軽い紙粘土”と同じように硬めのスポンジ状になるので処理も楽♪

…っと、盛り土の前に橋を架けるのを忘れてました。

2mm厚のスチレンボードを切り出して橋にします。その幅に合わせて台座の方に少し切り込みを入れ、地面と橋の段差が出ないように接着.。…で、盛り土は指の腹で押し付けて伸ばすように表面を覆っていきます。全体に伸ばしたら(指に付きやすいので)水をつけて撫でるように成形。

実際の景観からすると、距離感もだいぶデフォルメした感じになってます。一番高いところに石仏が鎮座ましますが、上手くいくのか?…いつもこのくらいの過程が一番不安になります(笑)。

小物としての灯篭も写真よりだいぶカワイく縮めました。

周囲の緑(毎度の事ですが…笑)どうやって表現しようか? と悩んでいたところ、今回はホント、“ダイソーありき”の工作になってしまってますが「緑」もイイものを見つけました。

バランというやつです。お弁当の仕切りなんかで使うアレです。

このバラン、ギザギザにカットしてある方は、ちょっとサイズ的に大きすぎるので、反対側(下)の方に細かめの切り込みを入れて短めの細かい葉にしてみました。

これを幅1cmくらいに束ねて下をホチキスで留め、量産しておきます。どう使うかはイメージ出来てますが、上手くいくかどうか(笑)。

石仏の方は、実物をだいぶ無視したバランスにしてみました。…なんかもう違うモノになってない?…大丈夫かな?

仮組みすると、こんな感じ。緑がないと、なんか遺跡の発掘現場みたいですが(笑)。

川との間に水路があったのを作り直して、ベースとしての造形はここまで。結局、諏訪滞在中の作業もここまでになりました。仕上げは帰ってから…となりますが、ちゃんと仕上がるのかしら?…

夏休みの宿題とか、ギリギリになってからやるタイプだったしなぁ(笑)。。。

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