作品No.08_日頃の感謝 ①
「作品No.」付けるの久しぶり?… いえ、ちょこちょこと進めてたんですが、今回は完成してからじゃないと書けないな、と。…でもちょっと、タイトル少々大仰だったかな(笑)。
というワケで、改めまして 作品No._08「日頃の感謝」。
僕の中では、副題として「友人家族の日常」としております(笑)。
仲良くさせてもらっている“お好み焼き屋さん”のご主人(パパ)とママ、それと息子くん。
もう10年くらいになるんでしょうか。もっとも、僕が というよりも事務所ぐるみでお世話になってて、僕などは隅っこで大人しくしてる方なのですけど(笑)。
去年造形を始めてから、いつかはこんなことが出来たら、日頃のちょっとしたお礼になるのではと思ってたので、僕も楽しみながらできました♪ …もっとも、勝手に作り始めたので、受け取ってくれなかったらどうしよう(汗)…みたいな不安もちょっとありましたが(笑)。
最初に言っておきますと、大変喜んでいただけました。(ほっ…)いや、良かったです。。。
制作工程
今回は、お相手に受け取ってもらえるようにディスプレイ用の「ケース」を使うのと、(約)1/24 スケールで作る、としました。
1/24なら、クルマの模型に多いスケールなので、並べてみても違和感ないだろうし、今回用意したケースに収めるにもちょうどいい縮尺かなと思ったので。
ケースは、よくある100均のモノです。サイズ(約)は幅:17cm 奥行:8cm 高さ:10cm 。
フェイクの芝。これも100均…って、いつも100均アイテムの紹介多いなって思うんですが、結構造形の材料・素材の宝庫だったりします。ただ「この前あったのにもう置いてないの?…」みたいなことはありますが(笑)。そうならないようなるべく買いだめするようにしてます…100均なんだし。
ケースの土台(黒いの)と5mm厚のスチレンボード。
スチレンボードを土台の内枠より少し小さくカットして土台に乗せます。プラに直接フィギュアとか乗せるより、スチレンボードの上の方が作りやすいかなと思ったので。
スチレンボードのフチ(見えてしまうところ)にグレーを混ぜた“水溶き粘土”(パテの代わり)を塗っていきます(何色でも良かったですが、グレーの作り置きがあったので)。
続いて(塗装が乾いたら)スチレンボードと、同じサイズにカットしたフェイク芝を貼り合わせます。
土台に接着して、ケースの方はひとまず完成。
次はメインのフィギュアです。
一応、ラフも描きました。普段はあまり描かないのですが。
…って、ラフすぎるだろ! …っても結局、造形しながらの方がイメージを形にしやすいので、ホントに取っ掛かりだけ描いたという感じですね。
ラフを元に石塑粘土でそれぞれのパーツを作ります。
左から、息子くん、ママ、パパ の順になります。服なども削り出しで成形するつもりなので、手足のパーツはだいぶ太めにしてあります。
だいぶ写真を撮ってなかったです…。もっとも、この時は「ボツ作品」になるんじゃないかと、どこかで思っていて撮影にあまり気を配ってなかったかもです。。。
ちなみに、ラフを描いたのは1月の終わりくらいだったので、制作期間は2ヶ月弱といった感じでしょうか。作業時間だけ計算したら…いやそれでも1ヶ月近くはかかってるかな? 試行錯誤と失敗はツキモノだし(笑)。
たぶん、探せばこんな商品ありそうですが、買うほどのモノではないので作ります。1200番とか2000番の細かい目で、小さい造形の表面を滑らかに仕上げるには最適。もっと前から気付いてれば…(笑)。
3人の顔。ママ、パパ、息子くん の順です。目だけは最後に筆で描き入れます。
1cmに満たないサイズの顔に目を掘ると、ゴチャゴチャしそうだし、石塑粘土は確かにきめ細かい粘土ですが、それでもプラスチックやエポキシパテなんかとはまるで違うので、ここまで仕上げたのを台無しにしかねない(腕の問題ですが)。。。
仮組み。
またしても写真が少なくて急にここまで飛んでしまいました。土台への固定は、フィギュアの足の裏に針金を挿して、ケースを貫通させて立たせています(最終的には接着で固定しますが)。
ひとまず今回はここまで。次はいちごなど他の小物制作の工程を見ていきたいと思います。