作品No.11_五家宝

五家宝?… 「ごかぼう」と読みます。和菓子です。よりによって…と言うのも変ですが、アトリエ フェイク初の「フェイク〇〇」が『フェイク五家宝(笑)…と言うワケで、ご笑納ください。。。

「五家宝」(←画像リンク)

スーパーとかで買ったりするよりは、いただき物というイメージの方が強いかな?…という感じの五家宝ですが、埼玉県の銘菓だったんですね。美味しいですよね♪ 僕的には好きな和菓子ランク上位です(しばらく食べてないですが)。

今回、何故「五家宝」なのかと言えば、以前作った花見川の野鳥「シジュウカラ」の時に…

シジュウカラのとまる「ガードレールのパイプ」を作ってる途中で、思いがけず見つけてしまったのです。「!?」と思った途端、もう五家宝にしか見えない(笑)。

この時、丁度いいサイズのパイプ状の何かで代用(最初は太めの紙ストローを使うつもりでしたがサイズが合わず…)出来ていれば、この工程には到らなかったので、あーでもないこーでもないと試行錯誤するのは面白いなと。

パイプを作る際も、粘土をこのまま棒状にしたのでは、乾かすのに時間がかかると思って、軽い発泡スチロールを芯にして粘土を巻いただけだったのでした。

ちなみに、アトリエフェイクの“フェイク”は別に「フェイク〇〇」という意味はなく、これまでも「日頃の感謝」の時に作った“いちご”くらいでしょうか、それっぽいのは…。

そういった意味では、今回は(僕の中では)新しい試みでもあり、ちょっとおフザケっぽいネタでもあるので楽しみたいと思います♪

作業工程(…レシピ?)

芯になる“おこし種”を作ります。

まず、発泡スチロールの切り出しです。ヒートカッターで四角柱を切り出し、さらにカドを落として八角柱にして、全体的にヤスリがけをして円柱っぽくします。この辺はある程度ザツさが必要かなと。あまりキッチリとキレイに仕上げないように。

おこし種(発泡スチロール)に巻く“きな粉の生地”を作ります。

ほぼほぼ「木粉ねんど(ダイソー)」できな粉感は出ると思うんですが、しっとり感を出すにはちょっと色を濃くした方がイイかなと、似たような材質の「ふわっと軽いねんど:ブラウン(ダイソー)」を足して錬ります。

…途中、思った色に近づけるために結局絵の具を足すコトに(笑)。

生地をおこし種に巻きつける。

発泡スチロールに粘土をを巻きつけるのですが、そのままだと粘土の“食い付き”が良くないので、下地を塗っておくと、しっかり付きます。

乾かしたら、生地を巻いて形を整えます。

さらに乾かし、固まるのを待ちます(一晩くらい?)。

乾いたら、両端をカットし、全体をヤスリがけして成形します。

コロンみたい?…

次に、まぶす用の“きな粉”を作ります。

乾燥させてもそんなに硬いものではないので、ヤスリで粉にしようかとも思いましたが、ミルで粉砕した方が、なんとなく“それっぽい感じ”になったような?…(笑)

仕上げと塗装。

五家宝の断面、(おこし種)を少し突っついて、スチロールをちょっとだけ落とし、平らな断面に少し凹凸感を出します。塗装は、生地とおこし種の境を消すようにグラデーションをつけます

生地の方にも“それっぽさ”が出るよう、少し塗装します。

最後に、きな粉をまぶすために、全体に“薄めたつや消し剤”をノリの代わりに塗っていきます

そして断面の方は、粒感が出るようにと、仕上げとしてホワイトでちょっとハイライトを入れてみました。

まぶします!

盛り付け。
このためだけに買いました(例によってダイソーですが)。

360度ビュー

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一体全体ナニをやっているのか(笑)。バカっぽくてなかなかよろしい♪ 習得したパンフォーカスも効いていてピンボケもナシ。

ま、せっかくなのでお茶など…

お茶は本物です…すいません。。。

…ご笑納ください。

また何か意外な発見できたら作ってみたいと思います。

できればあまりメジャーじゃないもの…「なんでそれを?…」みたいな方が、個人的にはモチベーション上がったりして(笑)。。。

@atorie_fake

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