作品No.13_MUCHA_DANCE ③
ミュシャ「ダンス」の3回目になります♪ …もっとも、今回の進み具合からすれば、2.5回くらいが妥当かも…なんですが(汗)。。。 ま、焦らず行きますw…
アルフォンス・ミュシャ「ダンス」
前回に引き続き、石塑粘土を使ってこの絵の立体化に挑戦しています。
フィギュアのスケールとしては、1/6。約30cmくらいになります。
こうして絵と見比べると、各パーツ微妙にサイズ感が違うかな?…
頭が大きい感じがするのは、髪の毛を付けてないからだと思うので、そこは良いんだけど、やっぱりまだ体が細いのかな?…
ま…とりあえず、進めます。。。
作業工程
まずは、前回までにヤスリがけして仕上げた左足を胴体に繋げます。
接合してからでは大変そうなので、その前に足の指を削り出しておきます。
足は、ピンと伸びているので、あまり躍動感もない感じですが、つま先を少しずらしたり内股っぽくしたりして、不自然な硬さが出ないようにと…思ったんですが、どうかな?…
足の位置が決まったら、接合部の針金を瞬間接着剤で接着。ゼリー状の瞬間接着剤は、固まるまで少々時間がかかるので、ズレないように軽く固定。
固まったら、足の付け根に石塑粘土を盛って肉付けします。この時、フィギュア側の乾いた粘土の表面を、水を含ませた筆で濡らしたり、パテ状にといた粘土を塗っておくと、粘土の食いつきも良いので、乾いたときの割れや剥がれが防げます。
おしり。
乾く間に、別の作業を進めます。
手
手は、前回の状態から更に削り込んで指を細くしました。
左手は絵に描かれてないので、変な動きはさせずに簡単にしましたが、たぶん仕上がりは布で隠れちゃうかな?…
だいたい指の太さは1.5〜2mmくらいなんですが、石塑粘土は強度があるので、ヘマをしなければ折れることもありません。
顔
顔に関しては…前回までに、ある程度削り込んで成形してみたものの、やっぱり違うかなと思い、直すことにしました。
どうせやるなら、納得いくまでやらないと。
このくらいの薄めの付け足しなら、数時間でヤスリがけ出来るくらいに乾きます。ただ、薄く盛っても下地との段差は出てしまうので、まずナイフを使います。
ナイフはスクリーントーンを削るみたいに…って言っても伝わりづらいですかね?…w
ちょっとは印象変わったかな?…(スケキヨ感ハンパないけど。汗)
胴体
左足を繋げた胴体も乾いたので、表面をやすりがけします。
う〜ん… やっぱり線が細いか。。。「ダンス」にモデルがいたかどうかはわからないけど、肉感のある白人女性って感じを出すには、もちょっとお肉が要るか…。
肋骨や骨盤なんかも意識して、ここまで削り込んだけどなぁ。。。…いや、ここで妥協してはいけない。
…と、いうわけで
再度、上から肉付けすることに。この状態でまた1日置くコトにします。
予定では、腕まで繋げて体のパーツは完成するつもりだったのになぁ…。ま、中途半端なモノを作るよりは全然マシか。焦ってもしよーがないし(笑)。
色付けのシミュレーション
試しに、顔に色付けてみました。…といっても、パソコンで…ですが。
う〜ん、もうちょっと目は大きくてもイイのか?… いや、実際の色付けはまた別かな。 アイラインの太さだけでも変わっちゃうし。それに、眉の位置とか生え際とか… 本番の色つけ前に、シミュレーションはもっとした方が良さそうです…。
顔の輪郭は好みに近づいた感じですが…って、やっぱり自分の好みは出てしまうw…
@atorie_fake