防音対策してみます。 ①

…また、ちょっと間を空けてしまいましたが、気付けばもう今年もあと数える程。今年はコロナで大変な年でしたね…。部屋にいる時間が増えたコトもあり、今回は最近僕が気にしている「」をなんとかしてみたいと思います。。。

そもそも、粘土いじってるくらいじゃ気になるような音なんて出ませんが、作業の中で時々使う工具…とくに電動工具ですね。最近使う機会が多くなって。

…というのも、今年の9月「モタモタ。」で今後の展望というか、ログハウス作ろうかな…なんて話をしてて、そのために電動の糸ノコも買ったりして「MUCHA_DANCE」をのんびり続けてるウラでログハウスの制作にも一応入ってるんですが…

試作として組んでいるもので、進行状況もまだ製作記事を書くには至ってないレベル…。

見ての通り、基本的に材料はほぼ「木材」なので糸ノコもかなり使ってて、それもそれなりに音はうるさいと思うんですが、今回「防音」を考えたのは糸ノコではなく…

ヤスリがけとか穴あけとか…色々便利なハンドルーターとかミニルーターとか言われる工具。ハンドルーターというくらいだから、普通は手に持って使うんですが、今回は丸太を組むための窪みを削るために、ルーターを固定して使います。

手持ちならある程度振動も打ち消せるし、音もそれほど気にならない(と思う)のですが、手持ちでは正確性に欠けるというか、今回はキッチリ同じ窪みをいくつも削らなければならず

固定して使うと振動が机から部屋中に伝わり、音も大きくなります。また、木を削る時に回転数(パワー)を上げると余計に騒音がひどくなります。

それも、掃除機みたいな音っぽい(?)ので、ほんの数分とかなら気にならない(気付かれない)かもですが、実際の作業(数時間とか?)を考えると…ご近所さんから苦情が出ないとも限らない(汗)。

音を出さずに作るのは難しい。電動工具を使わず手作業…ってのは、とりあえずナシで。

こうなったら、やってみるしかない。防音を。

…ということで、困った時のネット検索。

「防音」で検索

さすがに簡易防音室なんてのは問題外w… そうでなくても本格的に部屋そのものを防音しようとしたら、やっぱり費用もそれなりにかかるみたい。

出来れば、チャチャっと簡単にコンパクトな(作業するのに十分な程度)のを作りたい。

防音とは「遮音」と「吸音」なのだそう。

壁や板などで遮っただけでは、音は反響してしまう。だから吸音もセットで組まないと意味がないらしい。

とりあえず、安上がりな材料を…と、ダイソーへ。

MDF材は以前にも使いましたが、同じサイズの木材より密度が高くて重い。遮音性も高そう。小さい方の木材は、MDFがこれしかなかったので、仕方なく購入。

とりあえず、台座に取り付けたルーターがすっぽり入るくらいの箱を作ります。

MDFの板のサイズをそのまま活かすよう、糸ノコの出番は少なくしました…w

箱の高さは、MDF材の長さ60cm をそのまま使います。

切り出した底板と側面・背面を貼り合わせます。

別に角なんて見えないのだからどうでもよかったのですが、補強として丁度いい木材があったので接着しました。

仕事で数日空きました。。。

…で、ボンドも完全に乾いてしっかりした箱になりました。

この箱の内側に遮音シート吸音材を貼っていきます。

この遮音シートはAmazonでも買えますが、今回は近所のカインズで購入。ネットで取り置きを頼んでおいて、仕事の帰りに取りに行ったのですが、レジから駐車場のクルマまで…50mくらい?…重くて挫けそうになりました(笑)。

店員さんの「カートご用意しましょうか?」を素直に聞くんだった。 ホント、ケガしそうなくらい重い。

こっちが吸音材。これはAmazonでポチりました。

材質的には、よくあるスポンジです。柔らかめの。ただ、これだけの量を用意するなら台所用のものをいくつも買うより、こっちの方が安いかな?… もっとも、全部使い切るコトはないだろうけど。

ちなみに、同じようなイメージの素材で発泡スチロールも調べてみたんですが、発泡スチロールの方は遮音性・吸音性はないみたいです。吸音するにはスポンジみたいに細かな穴がたくさんあるのが良いのだそうで。

遮音シートを箱の内側のサイズに合わせてカットします。

遮音シートはゴムシートですが、印字面は繊維状のものが貼ってあるような感じで(布ではないと思いますが)この面なら木工用ボンドも使えそう。

それぞれの面に遮音シートを貼ったら、角のつなぎ目を塞いでいきます。

タッカーはダイソーのものですが、十分使えました。ただ、勢いよく バチンッ! と打ち込まないとキレイに打てません。

一通り、貼り終わりました。この時点で(計ってないけど)けっこう重い(笑)。

底板の面、ルーターを置く位置。

防振粘着マットで振動自体もかなり軽減されるはず…

続いて、吸音シートを貼っていきます。

スポンジの切り方とか貼り方とか少々ザツになってしまいましたが(笑)ま、そこは別に気にしても仕方ない。

なんとかそれっぽく出来ました。

…っても、これじゃ防音にはなりません前面が開きっぱなし(笑)。

全部を覆ってしまえばかなりの防音・消音効果は望めるかもですが、それでは作業が出来ない。。。

…というワケで次回は、これにもう一工夫で「フード」ををつけてみたいと思います。

@atorie_fake

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