作品No.13_MUCHA_DANCE ⑧

先日スーパーで、サッカー台（荷を詰めるところ）に、トイレットペーパーを置き忘れて帰る…という失態をやらかしましたw…。見事なくらい、帰ってくるまで気付かず…情けないやら何やらで…

そのスーパーは自宅から車で20分くらいで、時計はもうすぐ20時。（コロナ禍で）もう閉店時間。金額は358円（だったかな？）。

少し躊躇って、やっぱり…と思いレシートに記載されてる番号に電話。

以前なら「また買いなおせばイイや」ってスルーしてしまってたと思うんですが、最近は些細な忘れ物が多くなってきてる気もするので、金額がどうのと言うより、この失態を自分がスルーしないように！…と思い至ったのでした（恥）。

…さて、ミュシャ「ダンス」８回目になります。

今回は主に「塗装」なんですが、その前に（写真のとおり）気になってる顔をもう少し小さくしてみたいと思います。

…ま、実物を手にしていると、案外しっくりきていて、そんなに大きいようには感じないんですが、元絵と比べてしまうとご覧のとおりの感じになってしまいます（写真の撮り方も多少あると思いますが）。

ともあれ、出来るだけやってみます。

作業工程

前々回の修正の時は、後頭部とエラのところを少し削ったんですが…

今回は両頬を削って顔の幅を小さくさせ、エラの位置も更に手前になるので、それに伴い耳も一旦削り、手前に3mm 程ずらして作り直しました。う〜ん、写真にその変化が見て取れないのは残念ですが…w

続いて、髪の生え際を削り出していきます。

多分、ひと回りくらいは小さくなったんじゃないかなと思うんですが…

更に、前回作った背景用の布のパーツも少し作り直しました。

ちょっと細部がザツに思えたので…

…というワケで、やっと塗装です。

塗装

今回はエアブラシを使います。

…余談ですがこのエアブラシ、２年くらい前に事務所の先輩に「買ったんだけど使わないからあげるよ」と、頂いたものなんですが、その先輩に模型の趣味があるワケでもなく、何故買ったのかは未だに分からないんですが（笑）まったくの未使用品で（Amazonで見てみたら）エントリーモデル（入門向け）とは言え、そんなに安くはない。

「使わないからあげるよ」という値段ではないし、使いもしない物をなんとなくポチるような値段ではないので、先輩の懐の大きさ？… でなけりゃ… あ、いや（笑）。。。

コンプレッサーのサイズも小さく、缶のエアスプレーよりも非力な感じなので、霧状の塗料が部屋中に舞う事もなさそうだったので、ほぼほぼ使い捨てみたいな塗装ブースを組みます。

縦40 x 横30cm くらいのダンボール。これで十分。

まずは布パーツから。

絵を参考にオレンジを噴いていきます。

続いて、肌の色。

塗料の濃度が薄いので、何度も重ねて噴きます。

下地の濃い色に薄い色を重ねていく事で、スプレーの届きにくい内側（股や脇、背中のくぼみ等）に陰影となって濃い色が残ります。

その上から更に濃淡を重ねます。

元絵の色というのも、元絵自体がリトグラフでいくつも存在するので、印刷物によっても同じ絵なのに全然色味が違ったりで、何がオリジナルか？…というのは有って無いようなモノなので、今回はこの色味が基本という感じです。

続いて、髪です。

髪の方も、一旦濃いめに色づけしておいて、上から少し明るい色を噴いて濃淡を出しました。

…ちなみに、エアブラシ（Mr.リニアコンプレッサー）の使用感ですが、今回くらいのサイズまでなら必要十分の性能とパワーだと思います。静かだし、アクリル絵の具等の水溶性なら扱い（掃除とか）ラクだしw…これから使用回数増えそうです♪…（先輩に感謝！）

最終確認

パーツ、揃いました。

この状態ではもう仮組みはしません。あとは完成に向けて組むだけになります。…なのですが、残念ながら今回はここまで。

最終的に、瞳やリップなど顔の描き入れ、髪の毛の接合（仕上げ+髪飾り）と衣装を合わせて台座にセッティング…という感じかな？　と思います。

ヘマしなければ、次回完成！　…ヘマしなければ（←念を押すコトではないですが）。

…と、忘れてましたが、今回でやっと100回目の投稿でした。

だからって作品が完成するでもなく、トイレットペーパーの置き忘れで始まったり…ケジメのない感じが僕らしいと言えば、そうなんですが（笑）。。。