作品No.13_MUCHA_DANCE ⑨

やっと完成♪

この、ミュシャの「ダンスの立体化、始めたのが去年の9月9日(第1回)だから、ホント半年以上かかってしまいました(笑)。。。

もっとも、あいだ休み休みなので、作業時間だけならどのくらいだったのかな?… ま、とりあえずは前回の続きから…

前回、ここまでパーツが揃いました。

作業工程

フィギュアを最後まで仕上げていきます。

まず、頭部に直接造形した右側の髪の毛の塗装をします。

めくれたり浮いたりしないよう、しっかり押さえて貼ります。

エアブラシを使うので、髪以外は全部覆います。

茶色→オレンジを3段階に分けて色を作りました。

先に濃い目の色を吹いていきます。

テープを剥がすと…カッターの切り込みから流れ込んだ感じで、ちょっとだけハミ出してしまいました。

生え際を筆で描いていきます。

先ほどのハミ出しもあまり気にならなくなりました。

次は。 気合一髪、緊張します…。

ここは何度もやり直すわけにはいかないので、慎重に失敗しないよう…(汗)。

アップにすると雑に見えてしまいますが、肉眼で見るとちょうどイイ感じです。

お化粧。顔のベースは、最初の塗装で肌色に強弱(陰影)を付けてるので、アイシャドウも程々に…という感じにしました。頬紅入れたくなりましたが、元絵に合わせて入れませんでした。

あと、唇はもうちょっと紅の範囲を広げたかった(…と言っても1mmくらい)ですが、これもやっぱり元絵に寄せました。

TAMIYA MODELING BRUSH HG 細かいところはこれ一択。使いやすいです。

別パーツの長い方の髪を接着します。

この髪のパーツは、向きや長さの修正を何回もやって、なんとか形になった…結構しんどい思いをしたパーツ。イイ感じになって良かったですw。

接着は木工用ボンド

頭部の仕上げ。

髪の分け目の間が結構空いてしまいましたが、ここを埋める感じのウィッグみたいなパーツを作ります。

髪飾りと分け目に合わせて作ったパーツ。

塗装も含めて、これだけ(↑)作るのに1日かかってしまいました…w。

ビーズの装飾は、絵の通りにすると多すぎるのでちょっとハショりましたが、これくらいがちょうどイイ量だと思います。

今回、服(そのほか布:シーツ?)をガーゼで表現するのは、作りながらも「どうかな?」と思ってたのですが、これはこれで悪くないかな?…と思うようになってきました。

台座の方も、布のパーツを接着して形を整えます。

この針金の装飾はほとんど見えないとは思いますが、一応ね…w。

最終仕上げなので、押入れの撮影ブースに移動しました。

毛先とか指先とか、破損しないようメッチャ注意して組み上げました(汗)。

最終的にフィギュアは台座にボンドで固定。この状態でフィギュアが倒れたら、確実に壊れると思ったので。

バックの紙を変えてもイマイチな感じなので、照明も「電球色」変えます。

イイ感じな気がします。 …どうでしょう?

ひとまず、完成。…長い旅でした(笑)。

完成度ってなると…

フィギュアの造形そのものは、ある程度満足してます。80点くらいあげてもイイ?…w

ただ、元絵の頭身バランスと違ってしまったので、そこを考えるとせいぜい60点…って、点数つけるコトに何の意味もないですが。

… う〜ん、やっぱり我が出てしまった感が…仕方ないですねw。

1/6スケール(30cmくらい)というサイズも初めてだったので、終えてみていろいろ拙さも感じたし、次の課題もたくさん出たと思うので良かったかなと。失敗や破損・修正なんかも多かったけど、総じて楽しかったし♪

女性像って、やっぱり(僕が男だからか?)単純に美しいものだと思うし、それを造形に落とし込めるなら、こんな楽しい作業もないかも…。

あ…ギャラリー用の写真はまだ撮ってないので、後日アップします。。。

@atorie_fake

次は元ネタのないのを作ろっと…。

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