エアコンの分解清掃してみます。
もう12月。年々時間の経つのが速くなると実感します(気がします…ではなくて)w…
寒くなってきたし、エアコン(…そんなに頼らない僕ですが)使えるようにしとこうかな…というワケで、今回もDIY的な お掃除です。。。
この古い新居で僕が来るまで、ずっと眠っていたであろうエアコン。
そんなに使わないからって、そのままにしておけないくらい汚い(笑)。
4〜5年ものあいだ空き家だった家で放置された状態、というコトをご考慮いただいて…と、前置きをしてからカバーを開けます(汗)。
…ですよね。。。
汚いのは仕方ないとして、2004年製…って、そもそも使えるのかな?
リモコンに電池を入れ…
そうか、動くのか。…ならばキレイにする甲斐もあるってものだ。
カバーを開けた中のフレームに注意書きが…
んなコト言われても… このために前もって調べてたんだから。
しますよ、 分解!(笑)
偶然にも同モデルのエアコンの分解を紹介してる動画やブログを見つけて、何度となくイメトレに励んできました…w
まさかこんな古い型の分解方法が見つかるとも思ってなかったので、改めてネットの恐ろしさを痛感しております。
今回、エアコンのメーカーが富士通だったコトは、ラッキーだったようです。富士通エアコンは他のメーカーより分解しやすい、らしいのです。
カバー(フタ)とフィルター、上下ルーバー。この辺は何も見なくても外せます。
この本体カバー(↓)を外すのは大変でした(汗)。
壁側(背面)近くの上部中央に1ヶ所、下部の左右に2ヶ所ツメがあるんですが、ツメ以外に差し込みになってる箇所がいくつかあって、上部の中央のツメは外せたのに左側の差し込みが固くて抜けず、かなりビビりながら時間をかけて外しました。
上のほうはなんとか外せたものの、結果的に下のツメを折ってしまいました。…まぁこのツメがなくても固定されないワケではないので、大した問題ではないかな、と。
外したカバーやフィルターは風呂場で洗います。
…それにしても(エアコンに限らず)部屋中のこの茶色い汚れは何なのかと、ずっと考えてました。寮母だったばあちゃんはタバコ吸うワケでもなかったし、チーフも吸わないし。でもにおいといい色といい、ヤニっぽいんだよなぁ…と。
お世話になってた30年前の当時、確かに僕はタバコ吸ってましたが僕の部屋は2階だし、あまり部屋の中では吸わないようにしてたし… てか、3年程度で出来る汚れのレベルではない(笑)。それににおうのは1階だけだし。
…で、思い当たったのが線香。ばあちゃんの部屋に仏壇あったし、おそらく毎日のようにお線香あげていたのではないだろうか?
それならこの染みついたにおいの説明もつくかなと。ヤニ汚れならセスキ炭酸ソーダで解決。
…もっとも、今また僕が住まわせてもらうようになってから換気もしてるし、だいぶにおわなくなってきてますが♪
さすがセスキの洗浄力!……と言いたいところですが、フィルターだけはイマイチだったので、つけ置きしておきます。
ルーバーの変色は材質の問題だろうから、どうにもならないですね。漂白剤を使うという手もあるようですが、そこまでしなくてもイイかなと。
こっからが本番ですよ(汗)。
本体の分解に入ります。
ここから先は動画やブログをチェックしながら作業しました。
…って、チャチャッと4コマで説明しましたが、この4コマ進めるのに何十分かかったんだろ?…(汗)
確かに…外す配線なんかも少ないし、コネクタの形状もみんな違うので、この辺のレベルは難しくないんですが「分解する」という作業そのものが骨が折れます(笑)。
ドレンパンは結露した水分の受け皿で、溜まった水はドレンホースを通って室外に排出されます。
これでホントに分解の難易度低いんでしょうか?… 配線も構造も確かにそんなに複雑ではないんですが、なんせ外せない!…(汗)
この中途半端な状態でかなり時間が経ってます。…52歳のおじさん、泣きそうです。
後悔がちらつき始めてやっと、ドレンホースが抜けてドレンパンが本体から外れました。
まぁ、他のメーカーのエアコンだったら、ここまで出来なかったかもしれないし。今のところ順調に進んでると見てイイ?…w
このあと、ドレンパンとシロッコファンは風呂場行き♪…
本体のほうに目をやると…
本体カバーの地獄のような(笑)汚れ方からすると、中はそうでもない感じに見えます。
ここまで分解したからには、しっかり洗浄しますよ、…ってつもりで用意したのがこちら。
エアコン専用の洗浄剤と蓄圧式噴霧器。
噴霧器は農薬とか撒くのに使う道具だと思いますが、エアコン清掃の検索で出てきたので買ってみました(そんなに高くなかったし)。
エアリセッター。いくつかあった洗剤の中では、あまり高額ではないほうだと思います。洗剤はキッチンの中性洗剤でもイイという情報もありましたが、除菌・防カビ効果等々…どうせやるならと思い。。。
それと、本体にかけるビニールの洗浄カバー。
安めのやつを買いましたが、ビニールも厚みがあって意外としっかりしてます。これならパッケージにあるように、数回は使えそう。
排水用に下にバケツを用意します。
洗剤の説明書通りに希釈して噴霧器に入れます。(あとで思ったんですが、洗浄剤自体は手持ちの(ペットボトル等の)スプレーボトルで作ってしっかりエアコンに吹きかけ、そのあと洗い流すのに噴霧器で水をかけるのがムダのないやり方だったかなと…w)
…ま、余るくらいの量だったのでイイですが。
手押しポンプの蓄圧なのに、けっこうな水圧と持続力。さすがにクルマは洗えないだろーけど(笑)これはかなりイイ。気持ちよく汚れが落ちていきます。
そして、それほどでもないと思ってましたが…
全て洗浄完了。…写真ありませんが、ドレンパンとシロッコファンもエアリセッターでしっかり洗いました。
いざ、復元!…
バラすのもしんどければ、組み直すのも一苦労。…もっとも、素人が分解してイイように出来てるワケではないですからねぇ…。
動作確認。
無事、生き返りました♪
まぁ古いエアコンだからか、あったまるのにちょっと間がある気もするけど(笑)風もにおわないし、問題なし。
…それと、長くなるので省略しましたが、これとは別に2階の部屋にもエアコンがあって…
こっちも同時進行でバラして掃除したんですが、同じ富士通エアコンで居間のものよりもひとまわりコンパクトで、中の構造もシンプル。こっちは分解動画とか見つからなかったのだけど、居間のエアコンにならってやってみました。
ちゃんと元に戻して動いてます。
やれば出来るもんですw
@atorie_fake