胆のうポリープ?…(汗)
…病室にて。
明日の手術を控えてベッドの上なんですが、よりによって53歳の誕生日を過ぎて最初のイベントが入院&手術。。。(笑)まぁ、そういうおトシ頃というコトでしょうか。
約1年前ほどになりますが、市の検(健)診で引っかかり、脂肪肝だの何だのと再検査を重ねるうち、5月くらいに「胆のう」という臓器にポリープが出来てるのが分かって。
…で、この胆のうポリープ、大きさが5mm程度(1cm以下)ならあまり心配も要らず(殆どが良性だそうで)経過観察程度だそうですが、これが1cmを超えてくると手術の対象になってくる。
大きくなってくると悪性化する可能性が上がるので、そうなる前に取ってしまおうというコトだそう。
僕の場合、実にビミョウな(笑)9mm。う〜ん。。。
ちなみに、当然ながら自覚症状は皆無。体調悪いとも感じないし、気持ち的には至って健康w。
切るにはまだ猶予はありそうだけど、これがこの先何年で悪化するとかって分かるものでもないし、早めに見つかったのならラッキーと思うしかない。仮に悪化しなくても、小さくなったり無くなったりするコトはないのだから。
…で、ホントは去年の秋にでも手術を受けるつもりでいたのだけど、降って湧いた引っ越しを優先したため(ポリープ自体、急ぐような状態でもなかったので)手術を先延ばしに…という経緯で、いま病院のベッドにいるワケで。。。
執刀医の先生のお話では、悪性化(ガン化)してしまったら、転移しやすいけっこうタチの悪い部類のガンになるケースが多いらしい。
ちなみに、この胆のうポリープ、ポリープだけ切除するのではなく、胆のうごと取ってしまうのが通常の手術らしい。胆のう自体は取ってしまっても身体に影響はないらしい。
強いていえば、胆のうをとってしまうと、肝臓で作られる胆汁を貯めておく事が出来なくなるので、肉の脂を消化するリパーゼの働きを助ける事が難しくなるため『お肉ばっかりの食事は控える』のが良いのだそう。食べちゃいけないワケではなく、食べすぎるような事がなければ問題ないと。
その先生曰く
「人の体はオーバースペックに出来ている」
のだそうで、なんともありがたい話です。
そんなワケで、今朝は6時起き(…っても小心者故あまり眠れなかったけどw)で熱い風呂に入って目を覚まし、その際、何年ぶりかでヒゲを剃りました。全身麻酔の場合はそのように説明があったので…。
普段から年齢より若く見られがちだけど、これでヒゲも無いとなると、かなり年齢不詳?… 若いと言われて嬉しいよりも、大人になれず、トシだけ重ねてしまったなぁ…という悔恨。
ヒゲを剃った自分の顔を見るのは何年ぶりだ?…恥ずかしいやら気持ち悪いやら(笑)。
引っ越す前は近くにあった、花見川沿いの最成病院。検診を受けた流れから同院で手術を受けることに。
八千代台から送迎バスが出てるのだけど発車時間のタイミングが微妙で、歩いて病院へ。のんびり歩いても30分かからない程度だし。入院予約の時間10時より20分前くらいに病院に到着。
手術は翌日。前日からの入院となります。
そういえば、以前の尿路結石(他院)のときも前日入院だったっけ。ただ今回は準備段階でいろいろとやることが多い感じ。。。
病院支給のパジャマに着替えて退院まで外せないリストバンドをつけたら、まず最初はおへその掃除(手術でおへその近くに穴を開けるので)。それと同時に点滴の針を左手首に仕込む。まぁ仕方ないけど、グリグリやられてちょっと痛かったw(許容範囲)。
午前11時、下剤を飲む。
で、その後お昼から食止め(水はOK)。
午後、執刀医の先生から手術の詳しい説明を聞く。
実に丁寧に、手書きで色々書きながら説明してくれました。
まぁ、まな板の上の鯉だよな、と(笑)。
多少の不安はつきまとうものの、やると決めたのは自分なので妙な落ち着きは保ててた。…それは術後のしんどさを知らぬ故… ではあったのだけど。
その晩は過度な緊張もなく、テレビ見たりして過ごします(ホントはベッドでアマプラでも見て過ごそうとしたんだけど、院内フリーWi-Fi使用可で、基本ロビーで使ってくださいって説明は建前だろうと思いきや、ロビーから遠い部屋の窓側のベッドのせいか、Wi-Fiが届かない…泣)。
用途的にはこれで十分と、Androidタブを持ってきたのだけど、Wi-Fi届かないんじゃ文字打つくらいしか出来ないw(気の利いたゲームなんか入ってないし…)。 ま、OneNoteはオフラインでも使えるし、外付けキーボード持ってきたのは正解。
22時消灯。
手術当日。6時起床。
前日あまり眠れなかったせいか、意外と眠れた気がするw。空調が絶妙で寝やすかったのは間違いない。
ボ〜ッと過ごすも、6時半予定の「浣腸」は、時間を過ぎたけどまだ来ない。
空は幾分明るくなってきていたけど曇りかな。寒そうな色だけど、部屋があったかいおかげで実感がないw。
7時を回った頃、看護師さんが現れた。
(記憶がないので)たぶん、浣腸なんて初めてのはず。自分でしたこともないし、ましてこんな若い看護師さんに…(汗) なんて思う間もなく「窓側向いて横になってくださいね」と。
横向きの格好で後ろからされたので、何も目にせず終わったのだけど、あれ?…もう終わったの!?…くらいの感じ。昨日の下剤だけでなく、確実にお腹を空っぽにするためのトドメなんだろうな。
「トイレ行ったら、すぐ座らないでギリギリまで我慢してから用を足してください」
9時以降は水も摂れない。そして次は「胃管チューブ」。鼻から胃へと通すチューブなんだけど、もう浣腸なんかよりはるかにしんどい(笑)。
胃の中のものを排出したり嘔吐の予防だったりという理由らしいのだけど、なにやらローションまみれみたいになってる細い管の先端を「どちらが狭いとかありますか?」と鼻の前で見せられ、どちらでも…と答えると左の鼻の穴へ、そのローションまみれの先端をツツっと挿入したかと思うと、「ちょっと気持ち悪いですよ、ごめんなさいね、我慢してくださいね」と、その管をグイグイと鼻の奥から喉を通して食道→胃へ通す。
もちろん、丁寧にやってもらってるのだろうけど、鼻の奥はナカナカ痛い。。。
鼻を通過したあとも、僕は何度もオエオエと涙しながら耐えたw。
胃管チューブを通し終わったあと、鼻から出てる管をテープで固定。なんでもいいけど、喉の違和感が半端ない。異物を吐き出そうと体が反応するのか、ずっと気持ち悪い。。。
手術は13時から。
看護師さんに連れられ、まな板の鯉は歩いて手術室へ。
…って、別に次回に引っ張るようなハナシでもないですが、ここまでちょっと時間かかり過ぎちゃたので今回はこの辺で。。。
@atorie_fake
次回を待ちます!
次のイラスト、色つけなきゃと思いつつ、部屋の片付けを始めてしまい…(汗)。
もう少々お待ちを。。。w