ミニチュアのお皿①

久しぶりの造形・工作ネタ♪ 地味めだけど、こだわると 底が深そうな…無さそうな? 沼のほとりに立ってる感じでしょうか…w

そもそも今回、何故ミニチュアのチョイスに至ったかというと…

これですw

ちょうど去年の今くらいに「樹脂粘土」にて作ったモノなんですが、ありがたいことに(こんなレベルの出来にも関わらず)今でも一定のアクセスがあり、僕的にも深掘りしてみたいような気のするジャンルではあったのだけど、あまりに奥が深そうで二の足を踏んで(ビビって)た…のかも(笑)。

ちなみに…

どーゆーワケか、ダントツです(笑)「素焼き調ねんど」

…ま、これまで何の方向性も決めず、行き当たりばったりで遊んできたので、そろそろ何か「コレ」というのがほしいところ。。。

なので、ちょっと頑張ってみようかなと♪

ゆくゆくは定食シリーズ的な感じで並べてみたいのだけど、まずは前回テキトーすぎた「食器」からやっていきます。

スケールは 1/6 とします。

どうせなら、ドールハウスで多い1/12スケールが良いに決まってるのですが、単体のミニチュアとしての完成度が欲しい僕としては、まずはその倍のサイズになる1/6スケールで突き詰めたいなと。

ちなみに去年のとんかつ定食も一応1/6スケールで作ったつもりですが、実はお盆から皿や茶碗なんかのサイズ・バランスがイマイチで(笑)。その辺もちゃんと、自分の中でスケール感を統一してみたいなと。

…その先に、1/12スケールも作れる自信がつけば、やってみたいかもですが。。。

お皿

一般的な白い陶器のお皿。実サイズ直径20〜22cm くらいのもの。

初心者(笑)なので、まずはシンプルでベーシックな形から挑戦します…。

…で、何を元に造形するか? …身近なものからの型取りを試してみようと思い、とりあえず100均へ。

作業工程

既製品はさておき、プラコップの底面を使ってみようかなと。

切り取った底面の直径は3.5cm。1/6スケールだと21cm相当

頭の中では、良い感じにシミュレーション出来てるんですがw…

とんかつの時も、お皿は樹脂粘土を伸ばして作りましたが、均一な厚みとか気にしてなかったので、今回はちゃんと1mmの厚さでやってみます。

伸ばした樹脂粘土がくっつかないよう、ベビーオイルを使います。→ ベビーオイルとかベビーパウダーが良いとどこかで読んだのでw…

プラコップの底に粘土をのせ、もう一枚の切り取った底面で押しつけ、型取りします。

…これならある程度量産も出来るなと、イイ感じで作業を進めた・の・・(汗)…

早い段階で失敗して良かった(笑)。

何が原因かというと、樹脂粘土は硬化(乾燥)時、かなり縮むという特性と、この状態で乾燥させたら意外と粘土がプラコップに張り付いてしまって、キレイに剥がせなかった…という2点。

失敗は成功の母。 おかーさーん!

ちなみに以下の2例も失敗。

エポキシパテは、肉ヤセはないけど単純に練るのも大変だし薄い成形に向いてない(フィギュアの服とかにはイイけど)。石塑粘土は扱いやすいけど、乾燥すると反るし、やっぱり紙皿みたいになってしまう。

…なので、粘土系の型押しは一旦諦める。。。

こういったモノの正解は、作る人がやりやすいかどうか…向き不向きの問題かなとw…

ヒートプレス

次はヒートプレスというのをやってみます。

熱したプラ板を型に押して成形する方法になります。

原型作り

原型のほうもプラ板で作ります。ここは人によっては木とか厚紙とか色々だと思いますが、強度と加工しやすさでプラ板にしました。

プラ板をキレイに丸く切り抜こうと買ってみたコンパスカッター。買ってみたはイイものの… ちょっと厚めのプラ板には向いてない(そりゃそうだw)。

便利な道具なので無駄遣いではないです(汗)。。。

直径4cm弱(削る分大きめ)に切り抜いた、1.5mmと1.0mmのプラ板の表面をヤスリで均して

接着します。(お皿の深さをイメージして2.5mmにしてみた、というコトです)

お皿の内側に、窪みになるラインを決めます。

このアタリのラインに合わせて、フチにカーブを付けます。

カーブを削り出すのに電動ルーターを使います。

ルータービットで写真のような切断砥石やチップソーを取り付ける用のアタッチメントに、プラ板を取り付けます。

こんな感じです。

ルーター:ドレメル300 この場合、流石に100均の電池式ミニルーターなんかは役に立ちません。ある程度パワーがないとね。

うっ!… ここでまた失敗(笑)。。。

接着が甘かったのか、摩擦熱のせいか… このくらいなら、プレス時の成形にあまり影響ないかもですが、ちゃんとした原型を作りたいので…

…うむ、2mm厚でも十分なカーブを作れました。

お皿の内径に段差をつけるため、0.5mmのプラ板を使います。

原型が出来ました。

コンパスカッターは、中心点に針を使わず傷を付けないようにも出来るのですが、円を重ねる時に中心は必要なので、ここはあえて0.5mmのほうも中心を空けてから塞ぎました。

プレス用のプラ板を固定する型押しのボードを作ります。

…なんか文字だらけで(↑)見づらくなってしまいました。。。

丈夫で安価で扱いやすい、MDFボードは重宝しますね(水には弱いけど)。

ボードにプラ板を固定します。

保持力があれば何でもOKですが、このクリップは網戸の網を張る時に固定するヤツなので、けっこうガッシリホールドしてくれます。

準備完了!

…なのですが、続きは次回へ(汗)。。。

失敗しすぎました…

@atorie_fake

ドレメルのルーターは現行モデルのリンクです。僕のは古いのでw…

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