ごろっと具材のおうちカレー ①

カレー好き♪(もっとも “食べたい” ってなるとレトルト頻度高いけど)ミニチュアだってホントは年明け1番に作りたかったくらい…「おせちもいいけどカレーもね」が刷り込まれてる世代ゆえ…w

…まぁ制作がズレ込んだ分、イメトレだけはけっこう出来てると思うので、イイ感じの仕上がりになりそうな予感はしてます。 

…というワケで、今回は余計な話も無くササッとスタート…w 

1/6スケール「ごろっと具材のおうちカレー

作業工程 

まずはカレー皿を作るところからになります。 

なるべく大皿が良いなと調べてみたところ、とりわけカレー専用というワケでもないけど、円形の大皿で直径27cmというのが(規格なのか)いくつかあって、CoCo壱あたりもこのくらいのサイズなんじゃ?…と思ってみたり(そこは調べてないけど)。 

27cmを1/6スケールにすると、4.5cm。 

45mmなら作りやすい!… 

ちなみに今までのとんかつとかに使ってた皿は直径40mm(実寸24cm)くらい。たった5mm大きくなるだけだけど、実寸では3cmアップなので、ぱっと見けっこう大皿になるかなと。 

ヒートプレス用の型を作ります。 

切り出したアクリル板のカドを取るのに、最初は鉄ヤスリを使ってましたが、このごろは番手の荒い(#120〜240とかの)紙ヤスリを板っぺらに貼って使ってます。このほうがキレイに削れる気がします。 

皿っぽくなりましたw 

内径に0.5mmの段差を付けることで、ヒートプレスでプラ板を押し当てた時にメリハリのあるラインが出ます。 

軸は直径8mmの丸棒材を使用。8mmである理由は、その丸棒が手持ちにあったから…w ま、太いほうが安定するし。 

皿を成形するプラ板は1mm厚を使います。 

この1mmと0.5mmの(同じパッケージの)プラ板は近所のセリアで買えるから重宝してるのだけど、このプラ板、表面処理が裏表あってツルツルの光沢面の裏は、細かい梨地のような面。 

最終的に仕上げでレジンを使うので、ツルツルの面だとレジン液を弾いてしまうコトが稀にあったため、ヒートプレスをする前にツルツルの面に軽く#1500くらいの細かい紙ヤスリをかけて表面を荒らしておく(ひと手間だけど)。 

プラ板をエンボスヒーターで数秒加熱。プラ板が全体的に柔らかくなってきたと感じたら… ギュウゥ…っと押し込む。 

皿の内側、0.5mmの段差がいい仕事をしてますw 

お皿を切り出します。 

ザツにやると、余計に切り込んでしまうので慎重にゆっくり…ハサミをフチのエッジに這わせるように。 

フチにヤスリをかけて均します。 

この時も#400〜1500くらいの紙ヤスリで整えていきます。 

UV/LEDライトを当てて、レジンを硬化させます。 

レジンが硬化したら、ひとまずお皿は完成。 

続いて、カレーの具材を作っていきます。 

お肉 

やっぱりカレーのお肉は豚バラのブロックだな〜(個人の感想)というコトで、加熱後の肉と脂身の色に分けて樹脂粘土を調色して、薄くのばし何層かに重ねていきます。 

硬化したら、ごろって感じのサイズに切っていきます。 

お肉以外のジャガイモ・ニンジン・タマネギは今まで作っておいた分の流用になります。 

それぞれに透明粘土「すけるくん」を混ぜているので、適度な透け感が出てるんじゃないかなと。 

ここから、ちょっと面倒なんですが… 

ただ切っただけだと煮込んだ感じが出ないので、ひと粒ずつヤスリをかけてカドを落とすコトに。。。 

ライス 

ご飯も(相変わらず)ひと粒ずつ手作業なので、むやみに使うのは躊躇われw…下地になる部分を、ご飯粒を作った時に出た樹脂粘土の余分をミルで細かく砕いてストックしておき、それを少量の粘土に練りこんで使うようにしてます。 

普通に粘土を丸めて下地にするよりも、砕いたゴツゴツ感が表面の凹凸をランダムにしてくれるので、ご飯粒を乗せた時とても自然な感じになります。 

ご飯粒がしっかり固まったら、ご飯に適度なツヤを足します。 

なんとか出来ました。 

あとはカレーのルウ。 

ルウ 

実際にカレーを作るときは、市販のルウを銘柄の違う3種類くらいブレンドしたりすると美味い。だけどそうすると必然的に作る量が増えてしまうので、自分ひとりが食べるにはやっぱりレトルトで十分…となってしまう(笑)。これがまたトップバリュー的なヤツでも意外とそれなりに美味かったりする。しかもあり得ない値段で(汗)。。。

さて…ミニチュアのほうですが、アクリル絵の具でルウの色を調色し、レジンコーティング液と合わせます。 

絵の具、何色が何%とかメモっておけば良かった…。ま、イイか。 

合わせるレジン液の量によってルウの濃さが決まりますが、デフォルトは少し濃いめにしておきます。

先ほどの具材をいきなりこのルウの中に落としても、たぶんそれっぽく見えないと思うので、先に具材のみを薄め&少量のルウで絡めてみようかと(汗)。 

とんかつの衣の粉はイイ感じで(キレイ過ぎない)ザラつき感が見えたら正解かと思って入れてみましたw 

具材に絡みつくカレーの色はこのくらいで正解だと思う。ちなみにライスは木工用ボンドでお皿に固定してあります。 

盛り付け 

ライスのとなりに具材を(ある程度バランス考えながら)配置。 

福神漬 

「福神」と言うからには7種類の材料を用意して…とかは、さすがに意味がないので(笑)トマトを作った時の、使えない切れ端部分と茶色っぽい樹脂粘土をちょっと細かく刻んで… 

オレンジ色に調色したレジン液に絡めて出来上がり。 うむ、 十分すぎる…

福神漬をわきにちょんと添え… 

完成 

なんとかカレーライス(だけは)出来上がりました!…w  

冒頭の通り、イメトレの成果が出てる気がします…手前味噌ですが、ちょっと美味そう(笑)。 

あ…でも、スプーン無いと食べられないな(あっても食えんけど)。 

@atorie_fake

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