どんぶりを「型取り」したい!

前回作ったどんぶりの「原型」を元に、今回は型取りをしてみたいと思います。

1/6スケール ミニチュアフード用「どんぶり」を製作中!……

これが前回作ったどんぶりの原型。

直径約:26.5mm。実寸で約:16cmほどなので、一般的などんぶりサイズかなと思うのだけど、ミニチュアとしては もう2mmほど大きくしても良かったかも?…(汗)。

型を取ったあと乾燥・硬化時に収縮することを考えたら、このサイズは失敗だったかもしれない。

…ま、最悪サイズのミスでやり直しとなっても、とりあえずやってみないと。

作業工程

型取り初心者の僕は、なるべく簡単でわかりやすい方法がイイと思ってたので、こんなものを買ってみました。

おゆまる」がコレ系の商品としてはメジャーなのかな?… 80度くらいのお湯に浸けて柔らかくして使うプラスチック粘土。ダイソーでも似たようなのが売ってたので一応買ってみました(右側:今回使わないけど)。 → おゆまるも半透明っぽいけど、ダイソーのは無色透明なので混ぜて使ったら原型も透けて見やすくなって良かったかも?…と後で思うw

まずはどんぶりの「蓋」のほうから型を取ってみます(形状的に簡単そうなので)。

調べたところによると、お湯を使わなくてもエンボスヒーター等で温めても柔らかくなるとのことだったので、そちらを選択。

原型が樹脂粘土を薄く削り出した物なので、水は絶対的にNGまぁ…熱にも強くないと思うのだけど、どっちがダメっていったら水なので。

20〜30秒?…熱風を当ててると、指で捏ねられるくらい柔らかくなるので、蓋を型取れるくらいの量を丸めて、蓋の原型を押し込みます。

…つい先走ってベビーパウダーを忘れてしまいました。おゆまるが原型にくっついてしまい、剥がすのに大焦り…(汗)。

気を取り直して…

押し込む時も、指だと歪んでしまうと思ったので、蓋の原型を作った時に使った計量スプーンで。

おゆまるはだいたい3分くらいから硬化し始めるようですが、しっかり硬化させるにはどのくらい置けばイイのか?…

もっとも、完全に硬化してもスーパーボールくらいの硬さにしかならないので、熱が冷めてしばらく(小1時間もないくらい?)置けば大丈夫らしいだけど…

!…ちゃんと外せた。

これで型の片面は完成。

原型を挟み込む形で、もう片側の型を作ります。

分かりやすいように色変えて作ります。

先ほどの下側の型に原型を乗せ、しっかりベビーパウダーをまぶしたら、熱いうちにおゆまるを押し付けます。

このまま硬化するまで置きます。

このスーパーボールくらいの硬さも「型」としては扱いやすい硬さで良いかも。ま…こんなお皿みたいな形状ならイイけど、もっと複雑な造形の型取りには向いてないそうで。

同じ手順でどんぶりの器のほうも型を作ります。

おゆまるは、失敗しても温めなおせば再利用出来るっていうのは地味にスゴいw…

型が出来たので、早速複製してみたいと思います。

複製

ググってみると、石塑粘土を使ってる例が比較的多かったように思えたので、試してみることに。

しばらく使ってなかったな、そういえば。 久しぶりの石塑粘土。

紙粘土なんかよりはキメ細かな感じで、キレイに形取れそうではある。

一見、上手く型取り出来ていそうだけど、石塑粘土では難しいかな。薄いものだから歪んでしまったらボツだし、ひとつの型取るのに結構な時間がかかる。

…というワケで、

樹脂粘土は弾力性があるので、型から外す時にちょっと歪んでも元の形状に戻ろうとする働きが多少あるんじゃないかと期待しつつ…

まぁ、今まで作ってきてるお茶碗もお椀も樹脂粘土だしね(…だからって歪みがないワケじゃないけど)。

なので、お茶碗らと同様の比率でダイソーとモリトクの樹脂粘土を混ぜ合わせます。ある程度硬さが欲しいので、モリトク多め。

剥離剤のベビーパウダーを忘れずに…w

型から外すときも、さすがにスポン!…ってワケにはいかないけど、石塑粘土よりはかなりすんなりキレイに外せたので良かった♪

結構イイ感じで型取りできたかもしれないw…

あとは乾燥・硬化を待つだけ。

これで硬化し終わった時、どれくらい収縮してるかな…(汗)。これだけ型取りしておいても、さすがに直径2mmとか縮んじゃったら今回はボツだな…。

ま…とりあえずは、しっかり乾燥するまで、しばらく置いておきます。。。

次回、ちゃんと完成してるかな?…

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@atorie_fake

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