どんぶり、「完成」…か?

残暑も遠のき、やっと過ごしやすくなってきました。この秋も短いのかな?…

さて、思いのほか時間かかってる「どんぶり」制作ですが、ちゃんと出来上がるのかな(汗)。。。

なにしろ一番最初に型を作る作業に入ったのは7月の終わりだから、かれこれもう2ヶ月。まぁ…こればっかりに掛かりっきりというワケでもないので、然もありなん…ではあるのだけど。

1/6スケール「どんぶり」

前回からの続き、しっかり乾燥・硬化した状態の型取りをしたどんぶり。

作業工程

削り出し・形成

歪な偏りもなく、良い形で硬化したのでひとまず安堵。

まずは余分な“バリ”を落として、ヤスリ掛け。

フチが水平なのを確認したら、フチの内側を削っていきます。

思いのほかフチが分厚くなってしまったので、結構しっかり削ります。

これは型に押し込む時の樹脂粘土の量が多かったというコト?… おゆまるで作った型は結構弾力があるので、樹脂粘土の量が多くても膨らんで対応しちゃったのかもしれない。もっとちゃんと量を決めて型押ししないと、と知る…w

フチを薄くしていく作業は思いのほか時間かかった(汗)…けど、結構イイ感じ。

塗装

このままでは、ほぼ “ご飯の色と同じ” なので、どんぶりらしい塗装をしていきます(…とはいえ、どんぶりっぽい柄でイメージする錦牡丹柄は大変そうなので…汗)。 うるさくない感じの素朴な柄にしたいと思います…w

まずは下地に、白に近い水色を数回に分けて吹きます。

筆塗りでも大丈夫かと思うのだけど、樹脂粘土が薄い場合、水分を吸って柔らかくなってしまうので、ちょっとしたコトで歪んだりしかねないので、少しずつエアブラシで吹きつけてます。

乾燥後、筆で模様を入れていきます(ネットでそれっぽいのを探して参考に…w)。

このくらいでイイかな? あっさりしすぎ?(笑)

陶器のツヤを出すのに、仕上げにレジンコーティング液を塗ります。

完成

仕上がり具合はイイ感じ。器も蓋もフチは若干アマいかなと思うけど、これはこれでOKな気もする。

それと今回使ったレジンコーティング液は非常にいいツヤが出せた。お試しで買ってみた安めの物w…なのだけど、今まで使ってた安いコーティング液とは別メーカー。値段的にはほぼ同じ(今回のほうが100円くらい安いのかな?)だけど、正直言って仕上がりがまるで違う。これまでレジンコーティング液はいくつも試したワケじゃないけど(たぶん3〜4メーカー?)コスパ的にもこれが正解。これはもう『定期おトク便』に入れちゃいます♪

ちなみにAmazonの商品ページには「こちらは日本の中小企業のブランドの商品です」とあるのだけど、アップされてる画像の日本語が少々怪しい(笑)ので…なんとも言えないけど(製造は国外ってだけ?…w)品質が良ければ問題なし。

…もとい、「どんぶり」に戻ります…w

イイ感じに仕上がったのだけど、気になるのは樹脂粘土(…紙でも石塑でも同じですが)故の“収縮”がどのくらいなのかと。

最初に作った原型と並べてみる。

…やっぱり、若干小さい。

この原型を元にした型で複製してるのだから硬化(乾燥)時に水分が抜けて、この原型より小さくなってしまうのは仕方ない。さすがに原型より2mmも縮んでたら失敗と決めてたけど…

実際のところ、1mmあるかないかの収縮でおさまってるので、一応は合格かな?…

1/6スケールで約25mm 実寸では150mm。

本物なら直径約15cmのどんぶりというコトになるのだけど、調べてみたところ、いわゆる“並”のどんぶりだと 145〜160mm(未満)程度なので、これは “良し” としましょう。

ちなみに、いつもの定食用のご飯茶碗と並べると…

うん、ちゃんとどんぶりに見えるか(笑)。

ただまぁ、やっぱり「カツ丼」「天丼」とかってなると上に乗せる具が大きくなるからやっぱり大盛り用サイズも作るかな。牛丼も並と大盛り出来るし…w

いっそのこと、お茶碗・汁椀も原型作って型取りして作るかな。今までの作り方だと、手間もそうだけど樹脂粘土の乾燥・硬化時に歪んでボツが結構出ちゃってたしなぁ…。それより糸底(茶碗の足)を別パーツで作る手間とか、不効率ハンパなかったし…w

…というワケで、

原型用の樹脂粘土の塊をいくつか作って… またしばらく掛かりそう(笑)。

なんとか年内には終わらせたいけど(笑)。

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@atorie_fake

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