ふわとろ親子丼②

秋はどこ行ったんでしょうかね?… 過ごしやすくてイイですがw 

…というワケで(もないですが)前回からの続き「親子丼」。今回で完成です。

↑と、どんぶりに関しては、ほぼ出来上がってるので付け合わせ等揃えていきます。

1/6スケール 「親子丼

作業工程

お盆

まずはお盆から作っていきます。

前にも言ったかもだけど、この木目シートもう売ってないんだよなぁ…

材料も工程も今までのお盆と同じですが、どんぶりメニュー用に正方形で作ります。

今までのお盆だと、どんぶりのサイズ的に他の小皿やお椀をのせても間延びしてしまう感じがしたので。

コーナーのフチは、仕上げ時に直線で結んで8角形状にするので、丸くする必要はないのだけど、一角ずつ定規を当てるより均等な幅で斜めのバランスを取りやすく、何より手軽なのでw

木目シートはシールになってるのだけど、念のために木工用ボンドで厚紙を貼ります。

1mmに満たない薄さの板もたぶん売ってないだろうし、1mm厚のバルサ材はあるけど強度がなぁ…と。大体1mmじゃ厚すぎるし。

うむ、イイ感じ♪  縦横:約28cm相当のお盆になります。

きんぴらごぼう

付け合わせの小鉢は「きんぴらごぼう」にします。

材料をカットしていきます。

ニンジンは、樹脂粘土で内側を明るいオレンジに外側を濃いオレンジの2層にしています(次作るときはもうちょっと色の差付けなきゃな)。

ごぼうは今回カットありきだったので、濃さの違う板状の樹脂粘土を作り、細かく刻みました。

ミルで粉砕→ふるいにかける…を何度繰り返したかな?

粘度の低いレジンコーティング液にオレンジとごく少量の黒を混ぜ、ごま油の色を作ります。

1度に多く作ってしまうと、ごま油(レジン)が絡み過ぎてボテッとしてしまうと思ったので、1鉢ずつ作りました。

漬物

今回は「たくあん」と「なす」。

なすは、実の色を薄い黄色に調色した樹脂粘土に“すけるくん”を混ぜ、粘土の硬化後に表面を塗装。

矢印下の150が意味ありげですが、何もありませんw

切り方ひとつで “らしさ” が出ますね…w もっとも、↑これでもないって意見もあるかもだけど、僕的にはこれがしっくりくる。

みそ汁

前回(食べられる親子丼の時)作ったみそ汁の具が乾燥のヤツで小さいお麩が入ってて、これは再現してみたいなと(笑)。

…で、お麩のこの “輪っか” を表現するのに何を使おうか?… 手持ちには2mmの太さのプラパイプくらいしかなく…外径2mmというサイズは良いけど実の部分(プラ)が薄いので、輪切りにしたら貧弱すぎるよなと。

で、さらにあちこち探したら良さげなものが…

手持ちのフロッキーチップは黒い柄のヤツだったのだけど、Amazonで探したら白いのもあったので迷わずポチりました。

ん〜 プラパイプよりはだいぶマシだな。

仕上がりは最後の [完成] の写真でご確認ください…(汗)

これで定食のセットは出揃いましたが、最後の仕上げに…

三つ葉

見た目のコントラストから言えば、黒いきざみ海苔のほうが良かったのかも?…ですが、ここまで来てきざみ海苔にしてしまったら、それは安易な選択に思えて、目の前のハードルを少し上げてみた次第で…(笑)

出来るだけ薄くのばした樹脂粘土から葉を切り出す。葉は大きくてもせいぜい1mm程度。茎は、冷やし中華の時に使った自作製麺機で押し出したもの。(→製麺機、今回使ったら壊れたw…とほほ)

ピンセットで1枚ずつ接着。ちょっと一息つこうものなら吹き飛ばしてしまう(汗)…それも2回もやってしまい、机の下に潜っては焦るを繰り返す(笑)。

2つずつのせ、レジンを接着剤代わりに使い、ライトを当てて固定。

三つ葉の葉は、くたっとしてるほうがそれらしいのだけど、今回はパリッとした生感をチョイス。

この三つ葉の成形作業もちょっと大変だったけど、更にこれをくたっとさせて三つ葉と分かるように見せるのはかなり大変そう… あ、最後にエンボスヒーターで熱を加えたらそれっぽく出来るかも?…と今更思い付くw

まぁ…見た目の何が正解で何処がゴールかって話かなと。 今回の三つ葉はこれで良しというか、これが最初のイメージだったし。

完成

正方形のお盆にして正解でした♪

なんだかんだ、ミニチュアフードの制作記事自体は夏の冷やし中華を作った以来だったのか…あいだ空きすぎたな(汗)。

もっとコンスタントに出来ないとな〜

minneにて出品中:1/6スケール ふわとろ『親子丼』

@atorie_fake

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ミニチュア

前の記事

ふわとろ親子丼①