もうひとつの親子丼(…てか都合2つ)②

今回は生サーモンバージョンの親子丼です…って、もうこれの次のメニューも出品しちゃってるので早くしないと! …あ、忙しい気がするのは年末だから?

…って、別に急ぐ必要は何もないのだけど、やらなきゃと思ってるコトが予定してた時間で終わらないと、たとえホンのちょっとの遅れでもそれがいくつも重なって、チリツモというか雪だるまというか…。

こんな調子で来年大丈夫かな?…(汗)とか思いつつ、さっそく始めていきます…

1/6スケール『サーモンといくらの親子丼』

作業工程

サーモン

まずはサーモンから…というか、今回はほぼコレがメインなのですが。

前回ほぼ素通りした、樹脂粘土でのサーモンの表現。

何段階かグラデーションをつけて調色した樹脂粘土。このひとつずつにそれぞれ透明粘土「すけるくん」を混ぜていきます。

見ての通り、すけるくんは硬化前は白いので、慣れないと使いづらい(笑)。

また、絵の具を混ぜるならある程度透明感は出しやすいかと思うのだけど、樹脂粘土を混ぜると思いのほか透明感が出ない。今回のような刺身の透明感でも、元の樹脂粘土1に対してすけるくん4の割合で混ぜてるので元の色が分からないくらい薄まってしまった。

確かに、硬化後はちゃんと元の色の濃さに戻るのだけど、正直分かりづらい(汗)。

で、すけるくんを混ぜた樹脂粘土に、薄く伸ばした白の樹脂粘土を挟んで重ねていきます。

平たく潰すようにして刺身の柵(さく)のような形にしていきます。

間に挟んだ「白」は鮭のサシで、しっかりハッキリ見えるほうが脂が乗ってるというコトだそう。…ならもうちょっと厚めにすれば良かったかな?

硬化後、断面をチェック。

まるで狙ったみたい!…(ビギナーズラック?) ただまぁ、これじゃぁちょっと大きいので小さい柵にしてからスライス…

必要な分だけ切っていくと、やはり出来にはムラがあるワケで…

盛り付け

どんぶりご飯は前回と同じです。

どんぶりにサーモンの切り身を盛るのだけど、やっぱりご飯が見えないとダメなので、白いご飯粒がチラリと覗くよう、放射状に並べてみるコトに。

うむ。イイ感じだけど、いくら盛ったらグラデーション見えなくなるな(笑)。…ま、仕方ないけど。

サーモンの切り身がしっかり接着出来たら、グロスポリマーでツヤを入れます。

前回、ガラスビーズに油性ペンで着色した「いくら」にレジンを絡めて、どんぶりの真ん中に盛ります。

UV/LEDライトを当てて、レジン(いくら)を固めます。これでとりあえずOKですが、わきにちょんとワサビを添えたいなと。

…となると、やっぱり欲しいよなぁ…「大葉」

大葉とワサビ

大葉は薄いからどうしようかと思ったけど、やっぱり樹脂粘土が一番やりやすいかなと、明るめの黄緑に調色して薄くのばし、粘土の表面をクシャクシャにしたアルミホイルで軽く叩くようにして、葉の表面を表現。

葉脈は、プラ材の棒をライターでちょっと炙って柔らかくし、引っ張って細い糸状にし、カーブをつけてプラ板に貼り付けて作ってみました。結構テキトーですがw

それをハンコのようにペタペタと樹脂粘土に押し当て、硬化したら葉の形に切り取り、デザインナイフで葉の周りをギザギザに切り込みます。

葉の先のほうに少し濃い色を塗ったら完成。

どんぶりのわきに、少し押し込むように大葉を接着し、ワサビ(の色にした樹脂粘土)をのせます。

付け合わせ

どんぶり以外の構成は、前回「鮭といくら」のと同じにするつもりだったのだけど、やっぱり小鉢くらいは変えようかなと思い…

材料的には、みそ汁の具としてストックしてるようなもの。“冷蔵庫のありもので作る”的な感じ?…

小松菜と油揚げの煮浸し。こーゆー小鉢の副菜、色々考えとかなきゃなぁ。。

漬物(と みそ汁)は「鮭といくら」と同じになります。

完成

生のお刺身(サーモン)は初めてやってみたのだけど、割と納得のいく出来になりました♪

それにしても「いくら」が上手くいって良かったなとw 

それと、刺身の感じ(すけるくんの配合とか)もだいたい分かったので、今後も色々やってみたいな。

…とか言いつつ、次回は「から揚げ」だったりするのだけどw

minneにて出品中

1/6スケール「鮭といくらの親子丼」

1/6スケール「サーモンといくらの親子丼」

@atorie_fake

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