作品No.02_分身?(2)

新元号になり、お祝いムード一色の連休もそろそろ終わりですね。昭和生まれのオジさんは、とっくの昔に時代から置いてけぼりを食らってる感が否めませんが(笑)もうちょっと頑張って生きてみようと思います。。。 さて、前回の続きですが…

最初にポーズを決めなかったせいか、仮組み時に手のバランス悪い事が発覚して…(笑)。ちょっとしたイメージのデッサンくらいは、しておいた方が良かったです(汗)。

失敗パーツを削って(粘土盛って)修正…だと時間かかるので、腕と手首は作り直しました。複数作っておいて正解でした♪

細部の… いや、細部と言えるほどの緻密さはありませんが(笑)軽めに服のシワとか入れていきます。アタリを入れたらカッターで切り込みを入れて紙ヤスリで削って…という作業です。全体のフォルムがユルいので、しつこくならない程度にしておきます。

薄く伸ばした粘土を使いたいので、ラップで挟んで“のし棒”で伸ばします。薄く伸ばしていくとデスクマットにものし棒にも粘土が引っ付いて上手く剥がれなくなるので、ラップを使います。

カットはハサミがキレイにできます。右下の切り分けたパーツは、上のタテ長のものがエプロンの肩紐で、ホームベース型はジーンズのお尻のポケットになります。まだ柔らかいので接着は水で十分です。

形が崩れない程度にしっかり押し付けて体の線に馴染ませます。他、ベルト通し・パッチ(茶色のラベルのところをパッチと言うそうです)の部分も同様に切り貼り。ステッチはデザインナイフでスジボリを入れるような感じにしました。たぶんこれ以上はうるさくなると思うので、このくらいにしておきます。

これで一応塗装前の仕上げは終わりました。十分乾かしたら、続いて色を塗っていきます。

絵の具は、基本的にアクリル絵の具を使います。

まず、肌の色。今回は、前の(サイトロゴの時に作った)色が残っていたので、それを元にちょっとホワイト足したりして使いました。この時ライトが明るすぎたせいで気づかず、最初に濃いめの色を塗ってしまいました(汗)。3回くらいは重ね塗りをするので、そこで調整できました…。

肌色は顔と手だけ。目(メガネ)や髪など貼り付けたパーツは、そのフチとの境に絵の具が入りづらいので面相筆のような細い筆先でつんつん突いて色を流し込みます。あんまり筆でグリグリやると、粘土の表面が水分で溶け出して、エッジがなくなり下手すると乾いた後にケバ立ってしまいます。なので1度にぼってり塗らず、さらっと3回くらいに分けて塗る方がキレイです。

ジーンズは下地に濃いめの青を均一に塗ります。ジーンズなので少々ムラが出ても気にしません(笑)。乾いたらその上から明るめの青をドライブラシ(絵の具を含ませた筆先の水分をとった状態)で擦り付けるように塗ると…

なんとなくそれっぽくなりました。

各パーツの塗装が終わりました。シャツは白にしました。粘土が乾くとだいぶ白いですが、そのままだと粉っぽいし保護にもなるので、ちゃんとホワイトを塗っています。

塗装は基本的には筆塗りでいこうと思っています。エアブラシもありますが、手入れが少々面倒なのは別にしても…“仕上がりがキレイになりすぎる”…んじゃないかと思って(笑)。作るものによると思いますが、こーゆーものには手作り感が出た方がいいと思うので。

切り離した上半身と下半身は結局接着することに(笑)。ま、塗り分けできたので作業的にはマイナスはなかったかな?…

エプロンの腰紐。これも薄く伸ばした粘土で成形してますが、このへんのパーツは紙や布で作っても良かったかなとも思います。粘土は材質が同じと言うだけで、壊れやすいというデメリットの方が大きい気がするし。 ま…それは置いといても、こういった細かいパーツがキレイに作れるようになりたい。。。

手首は(他のジョイントもそうですが)2mmのアルミの針金を使っています。何度か抜き差ししてると緩むので、穴の方に木工用ボンドを塗っておきます。簡易ポリキャップ?…な感じです。

恥ずかしながら(照)分身の完成です。。。

完成品も目(ひとみ)と口はありません。もっとも最初からそのつもりで作ってたのですが…。目と口は、毎回の写真の状況に合わせて“描いて”いこうと思います。

ただ… なんだろ? 目と口のない無表情な方が似てる気がする(汗)。。。

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