作品No.08_日頃の感謝 ③

外出自粛、やっぱり色々と辛いですよね。…もっとも僕などは元々“インドア+独り者”なのもあって、日々の生活も(精神的にも)あまり変わらず(…さほどストレスを溜めることもなく…)と、ちょっと申し訳ないくらいなんですが…。

それでは「日頃の感謝」、完成までいきたいと思います(…って、タイトルだけブツ切りだと何がなんだか分かりませんね)。

前回は いちごの色付けまででした。

作業工程

今回は まず、小物を作っていきます。

エプロン。これは粘土を薄く伸ばして成形しました。紙を使おうかとも思いましたが、それだと薄すぎるし、動きをつけるのが難しいかなと思ったので。…粘土を使ったのは良かったのですが、フィギュアの体に合わせて成形しても、乾燥させると多少縮むので、4つくらい同じようなのを作って1番マシなのがこれでした。

前回、試しに作ってみたティッシュを両面テープで重ねたシート、細かいところには使えそうだったので…

エプロンの腰ひも、

…と、その腰ひもの結び目。

こっちは、後で頭に被せるバンダナの結び目。…こういうモノを作るには非常に適してます。

続いて、お好み焼きのコテ。

ボール紙で形を切り出して、アルミ箔を貼ってみました。塗装でも良かったんですが…w

掴んでるところを想定して、手からハミ出す柄の部分も作りましたが、結局使いませんでした。

細かいパーツは以上…あんまり無かったですね。

続いてフィギュアの塗装。

…なんですが(の時も書きましたが、今回の造形は作業工程の)写真がちょっと少なくて、いきなり進んでしまうところがありますが、ご容赦を。。。

僕がいつも使っているアクリル絵の具は、薄めると水彩の絵の具として使えますが、フィギュア塗る時なんかはちょっと濃いめにのばして使います。ジーンズなどは、先に濃いめの青を塗っておいて…

乾いたらその上から、一段明るい青(水色とか)でウェザリング(ドライブラシによる汚し塗装)すると、ジーンズっぽいダメージ感が出せます。

では次に、肌の色を塗ります。

…って、その前にちょっと寄り道。「肌色」って、昭和生まれのオジさんな僕には とても普通な言葉なんですが… 今の時代、絵の具やクレヨンの表記では使わないんだそうです。…う〜ん、言われてみれば確かにそうか。。。“薄だいだい色”っぽい色が肌色だと言えるのは、民族的にだいぶ限られてしまう。日本人だけ比べたって、色の濃い薄いはありますしね。

ググってみると、賛否あるようですね。今の時代、あちこち気を使って言葉を選ばないといけないんですね。個人的には肌色という表記がなくなったのは悪いことだとは思いません。

実際、色を塗る時だって単一色を塗ってるワケではなく、僕の場合、肌の色に使う色(…の他にもよく使いそうな色)は自分で調合して作り置きをしてあるので(↓)

肌を塗る時は、この色を基準にして濃くしたり薄くしたりして塗り分けしています。

この3人も上記の色をベースに、ちょっとずつ肌の色味を変えています。

写真(↑)は目を入れる前に、パソコンでシミュレーションしてみたところです。1cmに満たないくらいの顔に一発描きしなければならないので、流石にこういった作業は必要です。…って、ここまで描き入れるのは無理かな(笑)。

いやいや、今回はしっかりバッチリ仕上げたかったので、超極細の面相筆を購入。

左側に並んでるのが、今まで使っていた面相筆の中でも細いもの。その右の今回買ったタミヤの面相筆の先は3mm。この手の筆はどこのメーカーも結構お高いのですが、この「モデリングブラシHG:超極細」は、タミヤにしては(…失礼)400円台とリーズナブル。

…にしても、こんなに細くて絵の具のるのか?…(汗)

(バンダナとかもう仕上げまでいってますが…)

…ってか、ちょっとビックリ。。。

このサイズにこれだけ描ければ正直、僕のスペック限界だ(笑)。思いのほかカスレずに線が伸びる!…使ってみた感じも良い。個人的にはリピート決定。

お店のロゴのTシャツもこの筆で“それっぽく”描けました(字にはなってないけど)。

フィギュア完成。

ママさん。もみあげ部分の毛に動きを付けました。左手に持っているのは、パパさんのTシャツの袖。

パパさん。お好み焼きのコテ、やっぱり塗装した方が良かったかな?…(汗)

息子くん。この寝っ転がってる姿勢が正解(笑)。

全パーツ、仕上がりました。

あとは組み合わせて完成です。

息子くんの大好物。いちごを抱えさせてあげますw(せっかく描いたTシャツ、ほとんど隠れちゃうけど)

土台にいちごをセッティング。土台にピンバイスで穴を開け、つるの針金を挿して瞬間接着剤で固定。さらに動かないように、見えない根本(葉の裏)を木工ボンドで接着。

(バンダナとかもう仕上げまでいってますが…)

各フィギュアも(動きのバランスを確認しつつ)つる同様、軸足に通した針金を土台に挿して固定。ママの左手とパパのTシャツの袖を接着。息子くんは、いちごの分の重みもあるのでボンドが乾くまでスペーサーを噛ませておく。。。

最初、超簡単なラフしか描いてませんでしたが、イメージした事は形になったかなと思います♪

  

…ちょっと前にテスト導入してみたプラグイン「Spin 360」を使ってみたのですが、色々失敗しています…。まず、ピントが写真ごとにズレてしまってるので、撮影の対象物は複数じゃない方が良さどうだというのと、回転速度を遅めにすると32枚でもちょっと足りない…。パソコンで画像を調整するにしても、やっぱりライトがちょっと弱いかな…等々、分かりました(汗)。

これに関しては、もう現物が手元にないので撮り直しも出来ませんが…今後の糧とします(笑)。

…次は、ちょっと僕なりに志村けんさんを偲んでみたいと思います。。。

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