作品No.15_ログハウス ⑦
ちょっとあいだ空いてしまいました。。。気付けば今月は、まだ更新してなかった?…(汗)
さて… さらに久しぶりのログハウス。
まだやってたの?…的な感じですが(若干、いや多少?…てか、しっかりサボってたのは否めないけど。。。汗)一応、完成するまで続けます(笑)。
…というワケで、ずいぶん空いてしまったので、もし良かったら おさらい的に過去記事など…
ダ…ダラダラ長いわりに中身が薄い…(恥)。
今回からは屋内・内装に手をつけていこうと思います。
まずは この一画からやっていきます。
洗面所・トイレ・お風呂のスペースになります。
イメージはこんな感じ。
作業工程
まず、仕切りの壁を作ります。
業務用であろう経木は100枚入りだったので、なかなか減りません(笑)。
天然木なので模様や厚みにバラつきはありますが、けっこう使えます。
スチレンボードのような軽いボードにわざわざ経木貼って使うくらいなら、最初からバルサ材でも使えば良さそうですが、ドアなど可動部分のあるところにはバルサでは弱すぎるので。。。
かといって、ベニヤの合板とかになると(探してみたのだけど)適当な薄さのものがなくて…最近100均のセリアで3mm合板を見つけたけど、それでもカッターで何枚も切り出すのはちょっとしんどいし(笑)意外と木目が荒いので、直線でカットするのも難しく今回みたいなミニチュア制作には向いてないかなと。
スチレンボードはススッと切れて扱いやすいし、失敗が少ない。5mm厚のものはダイソーでも買えるけど、他のサイズはAmazonで。
木工用ボンドを水で緩くするときは、筆で塗れるくらいだと緩すぎるので、とろみが残るくらいにして、ヘラ状のもので伸ばすくらいが丁度イイ(…と最近気づいたw)。
そしたら今回は、まずトイレをメインに作っていきたいと思います。
トイレのドア
それぞれサイズに合わせて切り出した材料。
ドア部分のボードが妙に縦長に見えるかもですが、サイズの参考は僕の部屋のトイレ(笑)。他のところもサイズ感は参考にしてます。
ミニチュア用の蝶番(ちょうつがい)はAmazonで買える一番小さいサイズ(たぶん)。玄関と勝手口のドアもこれを使ってますが、ここではドア枠の幅が3mmとハミ出してしまうので、片側を少し切ることに。
このSK11の万能はさみ、正直スグレものです。ちょっとした金属なら大した力も入れずにジョキジョキ…
ドアの蝶番をつける部分はスチレンボードに少し削りを入れて、蝶番の羽の段差がなくなるようにして接着。ここは瞬間接着剤ゼリータイプ。
枠を取り付け、切り込んだ壁にハメ込みます。
ドアノブはあとで…というコトで。
トイレ本体
さて、便器の造形はどうしよかなと。。。
いつもの粘土じゃ柔らかすぎて形とりづらいだろうなと。かといって、エポキシパテはなぁ…匂いが好きじゃないし、けっこうベタつくし固まり出したら終わりなくせに、硬化時間もそこそこ長い。
…で、ふと樹脂粘土を買ってたのを思い出す。
いつかやるだろうと、ずいぶん前にセリアでついでに買ったんだっけ。
まだ使ったことはないけど、一般的に樹脂粘土でどんなものを作るのかくらいは知ってる。ミニチュアのスイーツとか食品・フルーツとか。。。
いずれ僕も、そういうのやると思うから買っておいた…って感じなんだけど、よりによって最初の樹脂粘土造形が便器になろうとは。。。
材質:酢酸ビニル樹脂・水…って、木工用ボンドと同じじゃないか。確かに誰かが「固まってきた木工用ボンドみたい」と書いてたっけ。
まずは開けて練ってみる… 気温が低いからか、最初のうちはけっこう硬い。
なるほど、なんとなく木工用ボンドっぽい感じがしなくもない。
ただ、思ったより扱いやすいし、造形もしやすい。
硬化後は水に強いと書いてあるけど、材料に「水」とあるから、練ってるあいだは少し硬くなってきたら指に水をつけるよにしてやると、粘土の水分が戻って扱いやすくなる。
ともあれ、指が全然汚れないのがイイ♪
便器の造形は型取りで作ることにしました。…と言っても、超簡素な木型だけど。
サイズ感のクオリティを考えれば、このくらいの緩さで丁度イイかなと。
形もオーソドックスな物にしました。最新のウォシュレットである必要もないし。
樹脂粘土を型に押し込みます。
押し込んだ上から、便器の内側のくぼみをつけるための型を押し込んで…
型を押し込んだ状態で、押し出された下の部分とか全体のバランスを整えて、形を崩さないように型から外します。ベタつかないので外しやすい。
フチのエッジも丁度いい感じに出たかな。
続いて便座とそのフタ。
タンク
このタンクなんか、別に型なんて使わないでそのまま四角くすれば良さそうなものだけど、中身が詰まった状態だと(粘土の量が多いと)硬化時間が余計にかかるので。。。
やっぱり樹脂粘土の効果時間はそれなりにかかるそう。このタンク(1〜2cmくらい)のブロックでも中まで詰まってれば数日かかるみたい。
2日ほどおいて、しっかり硬化してヤスリもかけやすくなってるのだけど、フタなどの薄い部分は長く触ってると体温で少し柔らかくなる。…まだちゃんと硬化してないのか?… 作業にあまり影響ないのでそのまま進めたけど。。。
蝶番、プラ材と針金でなんとか自作しました(笑)。
仮組み
壁のラインで区切ってただけの時は、狭ずぎるんじゃないかと思ってましたが、トイレを置いてみるとちゃんとそれらしいスペースになって安心しました。
今回はお試しに近い感じで樹脂粘土を使ってみましたが、やっぱり小物を作るには良さそうで、このログハウスに使いそうな物とか、それ以外も。。。本でも買って勉強しようかな。
@atorie_fake