作品No.15_ログハウス ⑨
だいぶ暖かくなってきました。…というか、もう汗ばむくらいの陽気。昼間、ちょっと近所のスーパー行こうとしてクルマのエンジンかけたら、ものすごい勢いでエアコンから冷風…。気温はもう夏日。
今年はちゃんと春を感じたよな?…(汗) 自問しつつ、過ぎてく季節に取り残される52歳。。。
…というワケで、
前回からの続き、今回はキッチン周りを作っていきます。
イメージはこんな感じ。
実物に間取り図を入れると…
平面だとやっぱまだイメージしづらいけど、狭そうな感じは分かる(笑)。
作業工程
キッチンの仕切り壁
5mm厚のスチレンボードで壁を作ります。
5mmの幅は、1/24スケールでは 120mm になるので、室内の仕切り壁の厚さとしてはちょうどイイ感じ。
以前から、スチレンボードの表面に経木を貼って木材の表現にしていて、めんどくさいように見えるかもですが、カットが楽なのでイイ方法だと思って多用してます(笑)。過度な強度が必要なければこれで十分な気がします。
シンク台
シンク台は2mm厚のスチレンボードで組んで、これも表面に経木を貼ります。
引出しや扉の裏に工作用紙の厚み(0.4mm)程度の隙を作ったのは、その部分が一体成形ではなく個別のパーツのように見えるように、というか何というか…(説明ムズい)。
ま…実際の引出しや扉はピッタリ閉まるので隙間なんかありませんが、ミニチュアとして ”らしく” 見えるかなと。
シンク
シンク部分は前回の洗面台などと同様、木型を作り樹脂粘土で…と思ったのですが、上手いことフチを薄く出来ず、断念。
…となると、やっぱりプラ板使うのか(汗)。
なるべく簡単な工程になるように、ちょっと削っただけの超簡単な木型を作成。
0.5mmのプラ板を適当なサイズに切って、型押しを何回かやってイイ感じのが出来ました。
プラ板を熱するのに電熱器みたいなのを用意するべきだったかもですが、今回みたいな2~3cm程度の小さなパーツではライターで炙るのが手っ取り早い(…ただ、タバコをやめて5年近くなるのでライターどこだっけな?… と、探すのに手間取ったりして)。 …ま、すすけても最終的に色塗っちゃうし、と思って。
天板
プラ板も厚さが1.5mmにもなると、四角くくり抜くのが面倒(笑)。
プラ板のカット自体は、直線なら少々厚みがあっても途中までカッターで筋を何回か入れてパキッて割ればキレイにカットできるからイイのだけど、四角くくり抜くとなると、まずその四隅にピンバイスで穴を開けて、その穴と穴を結ぶ一番外側のラインをPカッターで掘っていく。難しいワケではないけど少々時間はかかる。
プラ材の接着は今回も流し込みタイプのMr.セメントSを使いましたが、接着面が平面ではない、こういうところではフツーに瞬間接着剤なんかでOKだったかなと。
シンクのステンレス部分をひとつにします。
パテ処理してからディテール追加すればよかったかな。…ま、イイけど。
レンジフード
プラ材扱うのは得意じゃないけど、直線で構成されてるものは作りやすいです。
カバーのパーツは1mmプラ板で、内側のほうは0.5mm板で制作。網目の部分は、Pカッターで均等に横線を掘ったプラ板を裏から貼ってます。
その他、細かいパーツも制作。
これで一応、今回のパーツは揃いました。
組み立て
コンロをIHにしてしまったのは手抜き感アリアリですが、僕の部屋のキッチンがそうなのでw。
この仕切り壁自体も参考は僕の部屋だったりします。ゴチャついてるので写真は…アレですが(汗)。
ただ、参考にした実物より狭い間取りになってしまいました。。。
仮組み
キッチンを室内に組み込みます。
0.4mmの隙間がいい感じで活きてるかな。引出しや扉の開閉ギミックを入れたとしても、2cm程度しかスペースがないので、指を入れるのも難儀かなと。
洗面所などを組み込むと、だいぶ部屋っぽさが出てきた感じです。
キッチンの残り… 棚はともかく、冷蔵庫かぁ(次回に持ち越しだけど)どうしようかな。
…と、シンクの上段の棚の上面が未処理のままですが、仕切り壁のラインに合わせてその上に屋根を載せる足(柱?骨組み?)的なものを入れようと思ってます。
次は… 今回のキッチンの残りと、ストーブ周りも手をつけられるかな?… どうかな? という感じです。。。
後半に入って、もっとゴチャゴチャになってくるかと思ってましたが、形が見えてくるとモチベにも繋がり、ちょっとホッとします。。。
@atorie_fake