4月のハエは五月蝿くないけど、イヤなのは同じ。
4月だというのに、春なのに…いや、春だからかも…と思わなくもないですが。。。(汗)
ここ数日だいぶ暖かくなったせいか、台所の窓あたりで見かけるようになったハエ。
それもコバエではなく、1cm弱くらいのサイズなのでイエバエとかだと思う。
まぁ古い家だから、あちこち閉め切ったところでハエの入ってこれそうな隙間はあるんだろうな。
換気扇周りだって見た感じ無防備この上ない。
仕方ないので殺虫剤片手に追い回す。
イヤな虫キンチョール この家にずっと置いてあったものだけど、けっこう効く。
ノズルを下ろすと普通にスプレー噴霧出来るし、ノズルを使うとピンポイントで出せるので使い勝手がいいのだけど、もうあとちょっとしか残ってない。
数匹退治して、これで良し!… かと思いきや、翌日…
同じように、台所の窓あたりにまた数匹のハエ…(汗)。
湧いたとか大量発生という感じでは全然ない。…全然ないのだけど、この数日同じように退治しても退治してもチョロチョロ現れるようになった。
正直、気持ち悪い。
気持ち悪いので写真も撮ってないし、イラストにしようかとも思ったけど、どう描いても気持ち悪さは消せないだろうと断念(てか、あまりハエは描きたくない。笑)。だからって他所の画像やリンク貼ってまで閲覧注意みたいな画像見せたくないし(なので画像がない分、いろいろ説得力に欠けるかもですが…汗)。
ちなみにゴキ○リ用のホイホイにも数匹のハエが捕まってて、これはこれで効果あるみたい。設置してから当のGは1匹もかかってないけど。
何故か一定の少数(2〜3匹ずつ)で次から次へと…って感じで現れるハエども。今まで遭遇したことない事態に若干テンパる(笑)。正直これが続くようであれば、精神衛生上あまり宜しくない。
原因はどこか? 何か?…
台所っても、別に三角コーナーの生ゴミなどに集(たか)ってるワケでもなく、何故か窓側のみ。
なので、窓サッシの周りに殺虫剤をちょっと多めに吹き付けておくと、勝手に触れて勝手に逝ってくれるのだけど、これは単純にハエが明るいほうを目指して飛んでるのでは?… と推理。
まずは侵入経路を見つけなければ。
台所の窓の外はすぐ塀があって、外壁と塀の間に40〜50cm程度のせまい場所に雑草がけっこう伸びてた。引っ越してきてすぐ、寒くなる前に1度ガッツリ草むしりをしたのだけど、暖かくなってまた伸びだしてきた感じだった。
こういう場所はハエも寄ってきそうなので、シッカリ草むしりし直しました。
やつらは菌を媒介する害虫ではあるけど、ハチなどと同様に植物の受粉もするのだと、ハエにも自然界の役割がちゃんとあると知った上でも… やっぱりイヤなものはねぇ。
草むしりはナカナカしんどい作業(…もちろんこの一画だけじゃなくて、家の周り全部)だけど、どのみち年に3回くらいはガッツリやらないといけないので、ちょうどいいタイミングだったかなとも思う。あとの2回は梅雨明けと秋の寒くなる前くらい。
…で、この草むしりのあと、ハエの出現がパタっと無くなった! やった!…
…無くなった! …と思いきや・・・(汗)
翌日、またしてもハエの登場。
明らかに数は減少してるように見えるが、それでも出てきたコトに変わりない。
サッシに隙間があったとして、どう考えてもあのサイズのハエが入ってこれると思えないし、換気扇の隙間を疑うも、そもそも換気扇の周りでは全く見かけない。換気扇と窓は近いのだから目撃しても良さそうなものなのに。
あとは、排水口とかトイレとか、入ってきそうなところは全部チェックしたけど、どこにも見当たらず、何故か不意に台所の窓ガラスにへばり付いてるのを見つける。
やつらは、餌を探してゴミを漁るワケではなく、外に出ようとして明るい窓のほうに飛んでるという見方は間違ってないだろう。
いったい何匹のハエが殺虫剤のかかった窓に飛び込んで逝ったのか。ハエとの攻防が5日目に入ったあたり、やっと侵入経路らしいところを見つけた。
台所のガラス窓の右端の壁。この、養生テープを貼ってフタをしてあるところなのだけど、この部分に何故か15mmくらいの隙間がっ!…(汗)
どーゆー作りになってんだっ!
見えにくい場所が段差になってることに気づき、割り箸で探ってたら壁と壁のあいだにスッポリ割り箸が入ってしまった。これだけ隙間があればハエと言わず出入り自由だ(笑)。
そう思って早急にテープでフタをした次第で。。。
…いや、これだけの隙間があってハエの数があの程度なら、マシだったのかもしれない。
どうやら出入り口を塞ぐことに成功したらしい。これで一気に数が激減した。確かにその後も数匹は見かけたが、これはどこかに隠れてた残党みたいなもので、コイツらが逝ってくれれば終わる。そして数日後、ハエはほとんど見かけなくなった。
壁の中は、言ってみれば屋外みたいなもの。家の外壁の下には通風口のような隙間(床下通気口というらしい)が何箇所もあるのだから、虫を完璧に遮断するのはムリだろうし、また通気口は家の構造上、塞いでもいけないだろうし。
…しかし、平穏な時を取り戻したと思えたのも束の間、さらなるコワい事態に見舞われる。。。
台所の窓にハエを見なくなった翌朝。
僕は釣りはやらないが、サシくらいは知っている。そう、釣りの餌だ。
そのサシが、1階の廊下にポツンといた。…おかしいな、なんでだろ?…と思うほど僕も能天気じゃない。当然、サシが何かも知っている。
つまりサシというのはハエの幼虫。ウジ虫のことだ。
コイツが出てきたってコトは、あのハエたちは外から入ってきてたのではなく、ここで生まれ育ってたってコトになる…(怖)
丸1日で10匹程度のウジを退治。成虫のハエよりも殺虫剤が効きにくいけど、シッカリかけてやればOK。動きがのろいので逃がすこともないし。
それにしても、どこから出てくるのか?… またしても侵入経路を探すハメに。
何度も確認して出没エリアを絞り込んだ。玄関入ってまっすぐのトイレ前の廊下、この(↓)部分のみ。壁や敷居で区切られた他のところでは見当たらなかった。
階段下の物置スペースにも2〜3匹いたが、これは廊下から移動したんだろう。
ま・まさか天井から落ちてくるとか?… (汗)
だとしたら2階の床下に原因があることになるが、その場合2階にもハエなりウジが現れそうなものだけど、2階では一切見かけていないので、可能性としては低そうだ。
そしてウジを見かけて3日目、とうとう侵入の現場を押さえた。
1階廊下(出没エリア)の縁、床と壁の接点。楊枝の先も通らないくらいの狭い隙間から1匹のウジがウニョウニョ頑張って這い出てくるのを発見。
お…おまえ、こんなところから出てきてたのか!(汗)
どうやらコイツらは、頭さえ通れば かなり狭いところも通れるみたい(一瞬、スゲーなと感心しそうになる)。
そんなワケで、角をテープで塞ぎ、殺虫剤も前のが無くなって新しいのを買ってきたのだけど、同じやつがなくて。
フマキラーA プレミア これはこれで匂いもキツくないし効き目も十分だけど、ノズルのあるやつがあれば隙間に流し込めるのになぁ…と。
あと、調べてみると ウジは「お酢」が嫌いらしい。
ネット情報通り、酢と水を1対1で割った酢水を出現場所周辺にスプレー。
酢の匂いが…まぁアレですが(笑)ヤツらを寄せ付けないほうが先決。コスパ良い方法だし。
これで様子見。。。
最後の1匹を捕まえてから丸1日、ウジは出てきてない。…僕は勝ったのか?
あれこれ推理してみる。
最初は台所の外の雑草が生い茂ってるのが、ハエの集(たか)る原因で、それが換気扇や通気口から侵入してくるのだと思っていたが、床下からウジが出てきたとなると… 床下にその原因があると考えるのが妥当。
…となると、何かしらの小動物の死骸か?(腐敗臭は無かったけど)
ネコは(確かに近所には人馴れした野良が多いけど)入って来られそうな通気口は随分前に塞いでいるので、まず入っては来れないはず。ネズミか何かだろうか? モグラとか? 分かんないけど。
仮にそういった小動物だったとして、ウジが這い上がって来たというコトは、床下にはもう餌になるものが無い(食べ尽くしてしまった)から、ではなかろうか。
だから残りの幼虫たちは、サナギ → 成虫 になるための栄養を摂れなくなったので、危険を冒して(?)幼虫の身で外界に出たのでは?……
さすがに床板を剥がして確認するワケにもいかず、憶測の域を出ないけど、そんなところなんじゃないか?…と思えてきた。
だとしたら、ゴールは見えたようなものなんだけど。。。
どのくらいの数のウジが床下にいるのか、考えたくもないけど(笑)憶測通りなら、もう そんなに多くはないんじゃないか? それに餌のない状態で行き場を無くせば、成長せずに逝ってくれるだろう。シロアリじゃないんだから柱かじったりしないだろうし。
なんだかんだ、この2週間はハエとの戦いに終始した感じ。このまま収まってくれればイイのだけど、これから梅雨だし夏だしなぁ…。
ホント、ハエなんかいると食欲もなくなるもんなぁ(…だからってダイエット法にはしたくないけど)。
まぁ…こんなコトも“この古い新居での生活ならでは”といった感じかなとも思うので、いろいろ経験できて楽しいです(泣)。。。
@atorie_fake
ひとまず解決してよかったです☺️
いや実は…
ほとぼりが冷めたと思いきや、地味なゲリラ戦が(笑)。
ま、それも時間の問題だろーけど。。。無問題。