ジャム、…おじさん。
唐突ですが…おじさん、ジャム作ります!
フェイクとかミニチュアじゃなく、今回は至ってフツーに普通のジャムをw
今回、たまたま事務所でジャムを作る機会があって(…って、なに屋さん?w)まぁ、めったにやるコトでもないので、備忘録のつもりで写真撮りつつ作ってみることに。
日頃、師匠(立原あゆみ)の買い物に “お付き” で同行することがよくあるのだけど、この日も野菜などを見に近くの市場へ。…そこで目に止まったのがこれ。
「ジャム等 加工用」と書いてある。普通のパックの2つ分くらいの大きさだから、1kgはありそう?…な感じだけど。
「コアントローあったからな、ジャムでも作るか」とカゴに入れながら師匠。
「ははぁ イイすねぇw」と、“コアントロー” が何かもよくわからず相槌を打つ僕。
その午後、事務所に戻りキッチンでこのイチゴのパックを凝視している僕。
昔はもっと料理の得意な後輩もいたのになぁ… いや、過去を懐かしんでも仕方ない。
そりゃまぁ僕は基本自炊だから、そこそこ料理はするけど…甘いモノ系なんて作ったことないし…(ブツブツ)。
ま、とりあえず…
イチゴジャムを作ってみる
ネットで何件かレシピを探してプリントアウト。スマホで事足りるだろうに…ってところですが、レシピが1つならそれでイイのだけど(おじさんなので)何件かになると操作が面倒で(笑)。
結局、レシピごとに書いてあることが違うから、イイ感じでごちゃ混ぜに読むことにw
見た感じ、色も良いし美味しそう。加工用でなくても…と思ったのだけど、やっぱりちょっと実が柔らかくなってきてるっぽい。
それでは、やってみますかw
用意するもの
コアントローってのは、これだったか。なるほど、オレンジリキュールなのね。それとレモン果汁。レモンはこーゆーボトルのものでもイイみたい。あと、一番大事なグラニュー糖。
ジャムは基本、砂糖だけで作れるようで、アルコールもレモンも風味や香りという部分より、色を良くするために使うのだそう。なので、どのレシピも使用量は大さじ1杯程度みたい。
下処理
おそらく有名な話だと思うけど、イチゴの赤い部分、果実じゃないのだそうで。「花床(かしょう)」といって、花びらやおしべ・めしべ等を根元から支える部分なのだとか。
で、実はどこなのか? というと、あのツブツブがイチゴの果実。で、花床が膨らんだ赤い部分は「偽果(ぎか)」というそう。
それにしても、この甘い香り。。。 いやスゴいなw… もちろん、イヤではないけど。
しっかり水気を切ったら、イチゴの量の1/3程度のグラニュー糖をまぶします。
これもレシピによってマチマチで、イチゴの量の 50% とか、イチゴと “同じ量” なんて書いてるレシピもあり… ま、その中でも比較的 1/3 とか3割とかいう記述が多かったので、そのラインを採用。
砂糖がイチゴの水分を引き出してくれるのを待ちます。これも一晩置くとイイとか色々ありましたが、最低でも1時間、というのが多かったので1時間置くことに。
加熱
なるほど、だいぶ水分が出てきた。これを鍋に移し替え、イチゴを軽く潰して火にかけます。
あんだけ砂糖ぶっ込んだのだから、レモンちょっと多めに入れたところで味に変化はないだろな。
沸いてきたら、火を中火より少し下に落とし、ゆっくり煮詰めていきます。
だいぶ水分量は減ってきた気もしますが、まだ液体はサラッとしてて、ジャム感はナシ。
コアントロー、イイ香り。イチゴの加熱による、猛烈な甘い匂いとオレンジリキュールが相まって倒れそうになる(笑)。
火を止めたあとも、ジャムはまだけっこうユルくて、もっと煮詰めたほうがいいのでは?… と思うのだけど、レシピの説明によると煮詰めすぎると失敗するらしいので、サラッとしてるあたりで火を止めて大丈夫なのだそう。
冷めると、あのトロッとしたジャム感が出るらしい。
煮沸消毒は、容器が全部沈むくらいの水量の鍋で、容器を入れて5分以上くらい煮立たせればOKとのこと。
ジャムが熱いうちに容器に移し替え。火傷に注意!
完成
冷めたあと、冷蔵庫で保存。保存期間は砂糖の量に比例するらしい。砂糖が多ければ長く保つらしい。どうやら、今回の僕の作り方だと、冷蔵庫で1〜2週間程度っぽい。
次があるかは分からないけど、たまにはこーゆーのも楽しいw。
とりあえず、パン買って来まーす。。。
@atorie_fake