作品No.13_MUCHA_DANCE ⑦
先週末から数日、暖かい日が続いてます。なんなら部屋の中の方が寒いくらい?…w で、昨日は流石にもったいなく感じて(ちょっと遅かったけど)夕方の花見川を見に…
毎年、桜でピンク色のアーチが出来る遊歩道。釣り人のシルエットもイイ感じw…。あと30分遅かったら見れない夕景でした♪
桜も流石にまだ芽もふくらんできてもないようで、あとひと月ちょっとかな? …とか思ってたら
若い苗木でしょうか、1本だけ咲いてました♪ ちょっと色が濃いので、ソメイヨシノじゃないっぽい?…
さ!… のんびり&ぶらり…と気分転換したら机に戻りますw。
このミュシャの「ダンス」の立体化に挑んで半年近く。。。そろそろゴールも見えそうなんですが。
…というワケで、土台・台座部分から手をつけていきます。
前々回→前回と、台座(背景)をイラストのまま表現するのは無理だと悟り、作り直したものです。
作業工程
フィギュアの纏うシーツのような布。本来、同じ素材(石塑粘土)で表現するのがちゃんとした造形って感じがします。
実際、石塑粘土でフィギュアを作っておられる方の作品を時々ネットで拝見しても、スカート等の薄い布の表現も上手い人いますし。
ただ、この絵を見る限り布が透けてるように描かれてるので、せいぜい半透明のプラ板でも使わないと…って感じてしまって、それならもっと扱いやすい素材の方がイイか、と。…というワケで、ガーゼ生地(手作り感強めに出そうですが…w)。
たたみじわ(折り目)を消すのに、一度熱湯に浸けて干しました。目が荒いのが難点ですが、透け感みたいなのが上手く出たらイイなと。
しわ伸ばしの出来たガーゼを扱いやすいサイズにカットして…
石塑粘土を水でゆるく溶いて少しクリーム色っぽい感じに色をつけたものに浸して、しっかり絞ってから干します。
乾燥させると、こんな感じで形をつけやすくなります。絵を見ながらカットして、イイ感じで合わせていきます。
接着は木工用ボンド。カーブの癖をつけるので、こんな感じで放置。
バックのリング
続いて、バックのリングを作ります。これは PC 使っちゃいます(GIMP2.10使用)。
赤丸部分の輪っかです。サイズはちょうどA4で収まる大きさ。
PhotoshopからGIMPに乗り換えて、だいぶ使い勝手も分かってきて、馴染んできたなと思うんですが、レイヤー多くなったり特定の(?)フィルター使ったりすると、たまに落ちます(笑)。…MacBook Airのメモリが8GBってのも原因かもだけど…
ただ、落ちる直前の作業はリカバリー出来るので安心っちゃ安心?…ですが。
イイ感じになったと思います。…さて、これをどうするか?
普通に紙にプリントしても味気ない気がして、できればステンドグラスみたいにしたいな…と思って買ってみたのがコレ。
半透明のプラ板(上記の布の時には却下しましたが…)。
このプラ板、絵などを描いてオーブントースターでアクセサリーみたいなのを作るヤツだそうで。コレにプリントしてみたいと思います。色、乗るかな?…(汗)
最初のプリントで、紙の時の半分くらいの色の薄さで出力されてしまったので、元の画像を濃くして再プリント…。
…で、なんとかプリント出来たものの…案の定、インクが乾いても指に色が移ってしまった。。。
匂うのでホントは使いたくないんですけどね。
…と、スプレーすると更なる危機が(笑)。
いやホント、最初びっくりしました。
元通りになったのも、びっくりでしたけどw。…今にして思えば、プラ板でなくても厚手のトレーシングペーパーでも良かったかなと。
フレーム
フレームは、ダイソーでずいぶん前前に買った、5mm幅の平たいアルミ材。今は売ってないかも?…
木枠(5mm角の木材:クリーム色塗装)とアルミのフレーム、プリントしたリングを両面テープで貼って組み立てます。
こんな感じ。イイ感じだと思ったのですが、下の部分がやはり造形的に破綻してました…。
…で、最終的にこうなりました。
仮組み
最後にフィギュアの方も少し触っておきます。
髪の毛、ホントしんどかったけど、峠を超えました(笑)。
これも、さっきの布の表現じゃないけど、最初から別の材質(エポキシパテとか)使ってたら破損の心配も少なく作業出来たんじゃないか?…とか。
ただ、石塑粘土は水を含ませるだけで修正出来るって利点もあるので、その方が大きいかなとw。
仮組みしてみます。
バランスは悪くないと思いますが、どうでしょう?…
あとはフィギュアの服(?)部分の布と、髪の毛の仕上げと色つけ。布全体のボリュームも少し増した方がイイかな。…それと、やっぱりプロポーションが漫画っぽいか?…もう少しだけ、顔小さくしてみようかな(…出来るかな?)。
…とは言え、ゴールテープ見えてきた気がする!…
@atorie_fake