“アトリエ”の表記
「アトリエ」はフランス語で、スペルは「Atelier」と書くのだそうです。日本語では「工房」ですね。ちなみに英語では「Studio:スタジオ」が同意語だそうです。
これって日本人の勝手なイメージかもですが、スタジオは…こう(↓)で、
アトリエとなると…こんな感じ(↓)が、しっくり来ません?…
まして、ここは僕の超個人的な趣味の工房なので、やっぱり「アトリエ」が僕もしっくり来ます。(僕の部屋はこの写真のように洒落てはおりませんが。笑)そして、ホームページやブログサイトなどを作る際、先にアドレスを決めないことには開設できません。このサイトのurlのドメインは「atorie-fake.com」です。ちょっと迷って、やっぱり…アトリエは「Atelier」ではなく、ローマ字読みで「atorie」としました。
そんな言葉はないよ、とおっしゃる方も居られるかもしれません。でも「Atelier」では正直、伝わりづらい…。カタカナで「アトリエ」と表記するのが一番しっくり来るのは当然ですが、日本語ドメインは…あるようですが…ちょっと特殊なので…。
その昔、カタカナは男文字、ひらがなは女性が使う文字とされていたこともあったそうですが、今のカタカナの役割は主に外来語を日本語表記する際に使われますよね。そのおかげで、その外来語を日本語に訳すことなく取り入れています。「ビール」とか「コンピュータ」「ナイフ」に「フォーク」「ギター」「ステレオ」「トマト」…いやいや、カタカナ語辞典があるくらいなのだから、ここで挙げてちゃキリない。たぶん、身の回りのモノの半分はカタカナ表記なんじゃないか??… と、ここまで極端なのは“日本ならでは”な気もします。そもそも「ひらがな」「カタカナ」も漢字がもとになってるのですから、国外から入ってきたものを自分たち流に取り入れるのは昔から上手かったんでしょうね。
…で、何の話をしてるのかと言えば、
『もう、カタカナ表記できた外来語は「日本語」でいいんじゃね?』という話(笑)。
けっこう前に、ネットで「ヒエラルキーなんて言葉はおかしい」とか書いている記事を読んだことがありました。まぁ、確かにそうかもしれません。「Hierarchie」そもそもはドイツ語で、ヒエラルヒー(英語ではハイアラーキー)なのだそうだから、ローマ字読みみたいな発音は、おかしいと言えなくもないです。でも英語の得意な日本人だって、日本語で話してる時にスタジオを「ステュディオ」なんて言わないじゃないですか。カタカナなんだから、ヒエラルキーは日本語でいいんじゃないでしょうか(笑)。そんなこと言い出したら、「かぼちゃ」に「ほうれん草」「金平糖」とか「天ぷら」だって外来語のなれの果てだし、「イメージ」とか「チャンス」なんて日本語の同意語より先に出るじゃないですか。そんなコトありません?…。
そんな事を考えながら、「atorie」は、カタカナの「アトリエ」を連想してもらえるように、ローマ字表記にしたのでした。 …ま、日本語って面白いですよね…っていう、とりとめのない話(笑)。。。
…ん?「フェイク」が英語表記じゃないかって?…(汗)
だって「fake」はすぐ思い浮かぶでしょ。