定番中のド定番♪
机の引き出し整理してたら、袖机の下の段の奥の方から出てきました。おそらく何十年も変わってないと思われる馴染みの装丁、マルマンのスケッチブック。
いつ買ったものやら?… 記憶すらないのですが、ずいぶん前なのは中の紙の黄ばみ具合で分かります…(写真では分かりづらいかもと、普通のコピー用紙と比較してみました ↓)
もしかしたら10年くらい経ってるかも?…。“個人的に絵を描く”なんて、もうずいぶんご無沙汰してるのですが(少なくとも2年以上?…)このスケッチブック、全然使ってなかったようだから引っ越しの時も捨てなかったんでしょうね。
親指を引っ掛けてページをパラパラすると、ホコリ臭いようなタバコ臭いような空気が舞って、妙な懐かしさが…(笑)。それにしてもこの黄ばみ具合(アンティークと言えなくもない?)実にイイ感じで、久しぶりに何か描いてみたくなるような気が、するような…しないような(←というか、ほぼ してます…笑)。
雑多なペン立てから見つけたのは、MITSUBISHI uni 555 Law Umber。ま、色鉛筆なんですが、この一色で描くのが好きで、何年も色鉛筆はこれしか持ってないんです(笑)。 さて、お絵描きしてみますか♪
…さささっと、ラフを描いてみました。別に誰というワケではありませんし、モデル写真もありません。ほぼ落書きです。こんなことするの何年ぶり?…なので、少々小っ恥ずかしいです…はい(汗)。
もう少し鉛筆で手を入れてもイイんですが、色塗りたくなってきたので…水彩の用意。
絵の具はいつものリキテックス(アクリル絵の具)これも同じローアンバー一色。アクリル絵の具は油絵みたいな感じの厚塗りもできますが、水溶性なので水で薄めて水彩としても使えます。僕はもっぱら後者です。
まず、筆に水だけ含んで、紙を十分に濡らします。見ての通り、けっこうビショビショ(笑)。水が紙に染み入る前に、髪の部分など色の入るところから(様子見しつつ)薄〜く色を落とします。塗るというよりは、ポタ…と落としてスッと広げる…みたいな感じ? この時に筆で紙をガシャガシャ擦りすぎると毛羽立ってしまうので注意して…。
全体の色の濃淡がイメージできてきたら細い筆に替えて、細かいパーツを描いていきます。
30分経過…。ここでやめておく…という選択もあったかもですが、この時はもっと手を入れたくなってたので突き進みます。
さらに1時間ほど過ぎて…完成ちょっと前。
バックにアクセント入れたら、隅の方に絵描きさんみたいに“サインらしきもの”入れたりして… 完成。
…ン年ぶりに描いてみたにしては、まぁ…マシな出来?…成長してない感も自覚してますが(汗) も少しイラスト寄りに出来れば良かったな(マンガな感じが抜けてない)…他にも反省点は出てきます。鼻筋が入りすぎ… 目ももう少し小さい方が良かったか?…とか。まぁ修正効かないのがアナログの良さ♪ですね。タッチが古いというのは甘んじて受けます。だってアラフィフだもん(笑)。
良し悪しは別にして、久しぶりに描いてみて案外イイ時間だったな♪と思ったので、時々こうしてスケッチブックを無駄にしないようにしようかな。一応あとで、キレイにスキャンしてギャラリーにアップでもしようかなとも思いますが、これを元に立体にしてみるのも一考かなと。
自分のアタマの中では、造形も絵も“デッサンの脳”は同じなんだろうなと思うものの、どこまで絵のイメージを立体に起こせるのか? 描きながら、その確認作業も面白いかなと思ってました。15cm程度の胸像くらいならイイ感じに仕上がりそう?…とか。