作品No.13_MUCHA_DANCE ①
ムチャ…じゃありません。 ミュシャです。
正直言うと、あまり「美術」の知識もないのですが、ミュシャは好きなんですよね。
アルフォンス・ミュシャ(Wikiページ)
…で、今回は(…ってこんなコト初めてですが)ミュシャの絵を題材に作ってみようかなと。
ここしばらくはガッツリと粘土もいじってなかったので、フィギュア的なものを作りたいと思いつつ(でもアニメやマンガのキャラを作る気は毛頭ナイので)何かないかな…と、目に止まったのがミュシャの本でした♪
どれにしようか、選ぶのにちょっと時間かかりましたが…
The Art(四芸術)の中の「ダンス」というのをチョイス。
人物のポーズそのものは、造形的にあまり難易度は高くない気がしますが、躍動感のある髪や服(シーツ?)の表現は、どうやって立体に落とし込もうかな…とか、パネルのような装飾も立体的に捉えてみたいし…。
作るサイズは、1/6 スケールとしました。フィギュアのサイズだけで30cmくらいになります。
今までこんなサイズのものは作ったこと無かったですが、そろそろ自分でも「これは!」と思える造形をやってみたいし♪
1/6 であることにさほど理由はないですが、この大きさになるとゴマカシも効かないだろうから、ダメな部分の確認や修正もシッカリ出来るかな…とかw
準備
…まずは、この絵のモデルのポーズを把握するために、別のアングルから描いたりしてイメージを作ります。
顔(↓縦にしてみました)。
たぶん、実際の立体(粘土の削り出し)では、自分の描いた絵よりホンモノの方に寄るような気もします。もっとも顔は命なので、納得いくまで終われないですが…w
芯
芯には割り箸と適当な木材をカットして使います。
ジョイントの針金の長さがチグハグにならないようにすればOK。
ポーズを付けます。
う〜ん、人物としての動きはやっぱり物足りない感じです。。。
ポーズが決まったら、一旦各パーツ(首・腕・足)を外して、粘土で埋まってしまわないようにジョイントの穴に別の針金を挿しておきます。
久々の石塑粘土。パジコ「ラドール プレミックス」。
胴体部分。針金ジョイントのところを先に埋めて、空気が入らないように全体を包んで成形していきます。
足も同様。
各パーツの肉付け終わり。
全体的にムチムチしてますが(笑)ボリューム的には、まだ盛ることになると思います。
30cmもあると、粘土での肉付けは乾いてもある程度重くなると思うので、一体成形の方が強度が出ると思いますが、作業工程を考えていつも通りパーツ分割しました。(訂正:乾燥後はけっこう軽くなりました)
この状態で数日(4〜5日)放置。いつも作ってるサイズよりもだいぶ大きいので、十分乾かします。
う〜ん…もう少し、しっかり形を作ってから乾燥に入れば良かったかな?…それに顔などは、もう少し中の芯を大きくしても良かった気もしすが、削り込む事を考えれば、これはこれで良し、とします。
人物のポーズはともかく、全体的な造形の完成を想像すると、これからやろうとしている事と自分の力量を考えると、やっぱりムチャだったかな?… なんて、ならないよう。。。(汗)
続きは、これまたペースゆっくり目かもしれませんが、ちょこちょこ更新していきますので、たまに覗いてみてください。。。
@atorie_fake