ちょっとしたリペア
リペアとは、修理・修繕といったような意味ですが、よく賃貸物件の退去時なんかに「修繕費」が発生することがあります。引っ越す時にびっくり…なんてコトも(汗)。
また、修繕費を敷金のように、最初の契約時にあらかじめ一定額払うよう決まってる場合もありますが、それでもタバコなんかで汚れや臭いがひどくなった場合は別途請求されます。
僕も(今はもうやめましたが)タバコのせいで余計に払ったコトも確かにあります。
例えば、壁紙などは(ヤニ汚れは問題外ですが)あまり汚れてなくても6年以上経てば、減価償却上(価値が下がり)大家さん側が貼り替えなければならなくなります(こういう説明をしない不動産屋に昔お世話になりました。怒)。
どのみち、タバコの場合は匂いも残るので、壁紙の貼り替えとは別に消臭もしなければならないので、出来ればタバコは早めにやめましょうw …身体にもイイし♪
それ以外にも設備・備品の破損など、最後になって面倒がないよう部屋を借りる際、家具や荷物を入れる前に部屋中のありとあらゆる写真を撮っておく…なんてコトもイイのかもしれません(僕はそこまでやったコトないですが)。
…と、前置きが長く大袈裟になってしまいましたが、僕も今の部屋に越して4年半くらい?…ですが、アパート自体は今年で築26年も経つみたい…
…というワケで、今回はちょっとしたリペアの話です。
キレイに使ってるつもりでも、やっぱり経年劣化はあるもので…
あんまり生活感のある写真はお見せしたくないのですが… 一応、いつもよりキレイに片付けてあるほうです(汗)。
自炊してるので、ほぼ毎日使ってるワケですが、先日包丁を取り出そうとシンク下を開けようとしたところ…
やってしまいました…(汗)
完全に外れたワケではなく、注意して使えばこのままイケそうでしたが、たぶん不注意でまた「パキ!」っとやってしまうと思ったので、早めにリペアしてみようと思います。
取り外し
扉の裏を見ると、2箇所ネジで止められてるだけ。
ベージュの取っ手と扉で、メッキパーツを挟んでネジで固定してるシンプルな作り。
洗浄
汚かったので、とりあえず洗います。
洗剤はこれ。
ココマジック。大掃除の時くらいしか使わないけど、いろいろ使えて結構スグレモノらしいです。確かにメッキもピカピカ。
続いて、メインの取っ手部分。
たぶん、ポリプロピレンとか(良くは分かりませんが)軟質プラスチック系の材質だと思われるので、普通の瞬間接着剤ではうまく接着出来ないと思います。
普段使用で “引く動作” があるから多少の負荷はかかるので、シッカリ接着出来ないとまたすぐ壊れてしまいます。
というワケで、今回使うのはこれ。
プラリペアで修復
破損してしまったプラモデルのパーツなんかを補修するためのものです。パッケージに「造形接着剤」とありますが、まさにそんな感じです。強度もあります。
プラリペアの使い方はパッケージの裏にもありますが、動画なんかも検索できます。
ではまず、プラリペアを流し込み、食い付きを良くするため(破損部の亀裂を埋めるだけでは心許ないので)接合部分にいくつかドリルで穴を開けます(貫通しないよう)。
この時、偶然というか電動ドリルの摩擦熱で、あけた穴の周辺のプラ素材がくっ付いて破損パーツを接着させてしまいました(笑)。
ただ、これで済ますワケにはいかないので、あけた穴にプラリペアを流し込みます。
細かな説明は他に譲るとして、簡単に言いますと… パウダー状のプラリペアに混合用リキッドを落とし、そのリキッドを含んだプラリペアの玉をニードルの先ですくい上げて補修箇所に充填する、という手順です。
プラリペアの色は数種類あるようですが、僕が持っているのは 白・黒・クリア のセットだったので、今回はクリアを使いました。
硬化後、ヤスリをかけます。
クリアなので、ヒビの跡は残りますが気にしません。
仕上げ
仕上げのツヤ出しは、先日買ったこれを使いました(普通のコンパウンドでも十分でしたが、せっかくなので)。
直したパーツをもとに戻します。
よく見ると、他の取っ手もヒビが入ってる箇所、けっこうあるな(汗)。そのうちまたパキッ!…といきそう。。。
ともあれ、これでリペア完了。
自分で出来るコトは、なるべく自分でやりたりタチと言いますか…w
@atorie_fake