作品No.18_夏休みの工作 -2022- ②
『夏休みの自由研究』って昔は教科のひとつだった、と先日のチコちゃんで教わりました。へえ、そんな経緯があったのか…。自由研究という言葉を深く考えもしなかったですが、知らないコトってありますね。
子供の頃、夏休みの自由研究の思い出といえば… 僕が何か工作してたら、親父が手伝うような顔して横入りしてきて「ここはこうだよ、そこはこうしたほうが…」と僕の楽しみをほぼほぼ奪ってしまう(笑)…なんてコトが何度かあったっけ。
親父はとっくに逝ってしまいましたが、僕はこのトシになっても自由研究の延長線上。。。(笑)
前回は、樹脂粘土でゲンジボタルを作りました。
ゲンジボタルのデザインは、僕の先輩で昆虫絵描きのぼんじさん。「ウルトラ仮面」ってアカウントでTwitterにかわいいイラストをアップしています。是非!
…で、今回はそのホタルの舞台となるジオラマと、それを覆う箱を作っていきます。
作業工程
外箱
まず、ジオラマを入れる箱を作ります。
…って今更ですが、何故ジオラマを箱に入れたがってるのかといえば、今回はLEDチップを使ってホタルの光を表現したいと思ってるのですが、小さなジオラマ内に遠近感を出すため、ただでさえ小さなLEDライトをテグスを利用して細分化しようと考えており、暗くないとかなり見えづらいだろうと思うため。。。
それと、ただ単に箱の中にジオラマを作りたいという衝動でしょうか。既存の丁度イイ箱が何かあれば良かったですが、ないので箱から作ります。
後になって、箱のサイズをもっと大きくすればよかったなと後悔。。。まぁ、いいか(笑)。
この中にジオラマを入れます。
ジオラマ
人工草? イミテーショングリーン?… なんて言うんですかね。とにかくこれを見つけてやっと作るもののイメージが出来たというか…(笑)。ベランダとかに並べて敷いて、雰囲気出す感じのヤツ?…
引出しの底面台紙は、箱の後ろに電池Boxを入れるため奥行を外箱より 20mm ほど短くしてます。
ちなみに今回も、ほとんどの材料を100均にて揃えております(笑)。
フェイクの草を適当なサイズに切り分けて、ホットボンドで接着していきます。
続いて、地面。
木粉粘土を台紙になすり付けるように盛っていきます。この時、粘土の水分を含んだ台紙が、粘土の乾燥とともにたわんでしまいがちなので、台紙を硬いボードに貼って作業しています(…気休めだけどw)。
色塗り
塗装はアクリル絵具を使っています。
絵の具が乾いたら、ジオラマスポンジ(濃いグリーン)で奥のほう-遠くの緑-を足していきます(木工用ボンドで接着)。
とりあえず、こんな感じに。…まずまず、イメージ通りです♪
水の表現
ホットボンドとレジンを使います。
これまでに何度かやっておりますが、毎度同じ方法になりますw…。
まず、ジオラマのフチ(水の部分)を囲うように枠を作ります。
枠の内側に両面テープを剥離紙を付けたまま貼っておくと、ボンド・レジンともにくっ付かないので、硬化後に外すのがラクです。
ホットボンド(グルーガン)を扱うときは火傷に注意してください。押し出したボンドを切る際に、高温で溶けたボンドが糸状になって伸びたりします。このとき焦って熱い状態のボンドを摘んだりしないよう(…とか言いつつ、やってしまいました…汗)。気を付けましょう。
…ホットボンドが固まるまで数分待ちます。
ホットボンドの高さを超えないというのは、盛ったホットボンドの上部を少し表面に残すようにレジンを流し込む、というコトです。全部埋めてしまうと水面が平らになってホットボンドを盛った意味がなくなるので。…わかりづらいですかね?…(汗)説明ベタですいません。
レジンを流し込んだら、UV/LEDライトを当てます。
よく、レジンのパッケージには「UVライトで5〜10分で硬化」みたいなコトが書いてありますが、レジン液の量でだいぶ変わってくるので、記載されてるのは最低限の条件くらいのつもりで読んだほうがイイです。
なのでライトはガンガン当てます!(笑) このMYmamaのUV/LEDライト(前回も言ったけど)30・60秒モード以外に、ボタン長押しで長時間モードになるから超便利♪
レジンの表面を触ってみて、ベタつきがなくなったら硬化完了。
背景
暗い箱の中なので、背景もあまり意味がない気もしますが…気は心というコトで。
箱の組み立て
外箱に色画用紙を貼ってみます。ダイソーの「色画用紙くすみカラー」というのが和っぽい色調で、最近ちょい好き。10色10枚入り。今回はライラック色を使いました。
今回はここまでになります。
次は、 LEDライトの配線と全体の仕上げになります。。。何とか夏休み中に終わりそうw…
@atorie_fake