がっつり カツカレー
これの制作自体は前出の「おうちカレー」と同時進行だったので、minne出品も済んでてブログに載せるのが後回しになっちゃいました…
…それにしても毎日こうムシムシ熱くて、梅雨が明けたらどんだけ暑くなるのやら…(汗)僕はちょいと汗っかきなのでイヤだなぁ…と。
暑い時こそガッツリ辛いカレー食べてドバドバ汗かく!…なんてのも逆に気持ちイイですよね…w
というワケで、カレーをもう1品。これ見て食べたくなってもらえたりしたら嬉しい限りですが…(笑)。
1/6スケール がっつり『カツカレー』
ここまでは前作と同じなので、今回はカツカレーの制作のみとなります…w
作業工程
とんかつ
まずはメインの「とんかつ」から。
中のお肉は色々と試行錯誤しましたが、結局(ダイソー樹脂粘土)パステルピンクに行き着きました。
今回はとんかつ定食の時みたいに断面を見せないので、何色でも同じっちゃぁ同じですがw…気は心というコトで。
ちなみにお肉の形状も定食の時とは変えており、肉の厚みは少し抑え、ご飯の上にのせるよう緩いカーブを付けて馴染みやすくしています。
作業しやすいように持ち手を付けておきます。
ピンバイスのドリルは2mm。ちょっとキツイくらいですが、しっかりホールド出来ます。
衣を付けます。
衣の粉は、以前とんかつ定食の時に作ったもので、茶系に調色した樹脂粘土をミルで粉砕したものになります。
2度付けで隙間なくしっかり衣をまとわせたら、乾燥後にエアブラシでムラっぽくちょっと濃い色で“揚がってる感”を足して、仕上げにほんの少しツヤ…というか、油のテカリみたいなの(半ツヤコーティング)を足して完成。
衣の上から着色することで、衣の定着にもなります。
とんかつを切ります。揚げたてを包丁でサクッ!…というワケにもいかないので…
ライス
まずはご飯粒。
以前の ミニチュアお茶碗に「ご飯」 でやっておりますが、改めてササッと説明してみたいと思います。
1mm弱に薄く伸ばしたダイソーの樹脂粘土(白)に米粒型の型抜きを当てていきます。
樹脂粘土の比較がダイソーとモリトクしか出来ない環境で恐縮ですが(笑)ダイソーのほうが硬化後、柔軟性があるのでダイソーのものを使っています。
型抜きの作業自体は樹脂粘土の水分状態にだいぶ左右されます。適度に表面が乾いて、少し硬化が始まってるかな?…くらいがやりやすい。
水分が多くても乾き過ぎても粘土に穴を開けてしまい、型抜きの先端を詰まらせやすくしてしまう。その都度取り除くのもしんどい(笑) だいぶ慣れてきたとは思いますけど…w
乾燥後、ひと粒ずつ取っていきます。
以前はこの段階で、粘土がボロボロ崩れて取りづらかったりしたのですが、樹脂粘土の厚みを1mm弱にしたことで適度な弾力(柔軟性)が出たように思います。
…それにしても、使えない部分のほうが多いw
この、大量に出る “余り” をミルで細かく砕いて再利用!
これはこれで立派な素材になります。
…と、ご飯粒作りはけっこう大変なのでw… 成形時には芯を別に作るようにしています。
少量の新しい樹脂粘土に、先ほどの砕いた“余り”を混ぜ込んで、芯になるベース部分を成形します。
今回はカレー皿に合わせて半円状に成形。
硬化後、先ほどのお肉同様、底面に楊枝を刺して持ち手を付けます。
コーティングが乾いたらOK
カレールウ
具材
具材は“おうちカレー”の時と同じですが、ミルで少し砕いて細かめにしておきます。
ルウの色は“おうち”の時よりちょっと濃いめにしています。ビーフカレーっぽい感じ?…
盛り付けていきます。
砕いた具材の細かい粉がルウに混ざってイイ感じかなと。
福神漬
最終仕上げ
うむ、まずまずの出来かなと思いますw
完成
やっぱりスプーンとフォークをメッキ調に塗装したのは正解でした…♪
今回はある程度下地が整った状態で書き始めてるので、ちょっとボリューム不足かなと途中でライス(ご飯粒)の説明を足して改めて思ったのだけど、ご飯粒って「ご飯もの」を作る以上、一番使うものなのに作る手間がハンパない(笑)。しかも定期的に補充しなきゃならないし。
…ま、チマチマやるのは好きなほうなので、作業自体さして苦では無いのだけど時間だけは、やたらと過ぎてしまうなぁ…(ご飯粒に限ったコトじゃないけどw)。
あれもこれも…と思いつつ、なかなか進まない(笑)。
湯気描くと、じんわり汗が… 気のせいかな(笑)
minneにて出品中:1/6スケール がっつり『カツカレー』
@atorie_fake