「口から」をチョイス → 胃カメラ。
そろそろ鳴るな… 朝の 5:41 。
あと数分でスマホのアラームが鳴るというところで、寒さか トイレか トシのせい なのか(笑)…目が覚めた。
もっともこんな時間に目覚ましを掛けたのは久しぶりだったので、起きられるか心配すぎて体内時計がいつになくシャンとしたのかもしれない。
タイトルの通り、この日は 市の健診(がん検診)の胃カメラ検査 の予約を入れてたのだけど、他の検査は10月中に済ませていて、これだけ2ヶ月遅れになってしまった。
50歳を過ぎてからは毎年健診を受けるようにしてる。去年などは(不摂生をコロナのせいにしてたツケで)脂肪肝発覚からの 胆のうポリープ → 手術 と、「健診受けといて良かった」と思えるようなコトもあったし。
…で、これまで胃がん検診はバリウムしかやってなかったので「1回くらいは胃カメラで診てもらおうかな」という程度の気持ちだったので、2ヶ月も先になるならバリウムにしとこうかとも思ったけど、まぁ別に急ぐ理由もないし、胃カメラと決めたのだし。
それにしても朝の7:00…って、そんな時間から診察してもらえるんですか(てか、なんでそんな早い…泣)。…確か、予約した時点で一番早い日程がこの日時(12月9日 午前7時)だったので決めてしまったのだけど、それにしても12月の朝はさすがに寒い。。。
家から病院までは、線路沿いを真っ直ぐ歩いて10分程度。15分前には病院に着いたのだけど、この時間やっぱりシャッターは閉まってる。自分が日時を勘違いしてるワケじゃないよな?…(汗)
裏門のある駐車場のほうへ回ってみると、すでに2人の先客が(やはりこちらもシャッターの下りた)出入り口の前に並んでいたので、僕もその後ろに並ぶ。ほどなくしてもう一人が僕の後ろに…。
予約時間の数分前、シャッター閉まったままなのに看護師の方が「胃カメラの予約の方こちらへどうぞ」と、不意にどこからともなく現れた。
こちらへと言われた先は、シャッターの脇にある別の扉。 おお…シャッター開けんのかい。
胃カメラの受診者は僕ともう一人、僕の後ろに並んでたおじさん。診察室前の長椅子で座って待つように促される。
どうやら順番は僕のほうが先らしく、先ほどの看護師さんに「胃をキレイにするお薬です」と、小さな紙コップに入った白い液体を渡される。量的には たぶん100mlくらい?…と少量なのだけど、これがまたなんとも言えないマズさ。見た感じ飲むヨーグルトっぽいのに、うっすら歯磨きみたいな…それでいて粉末の出汁でも入ってるのか?みたいな妙な味。。。 飲めなくはないですが(汗)。
そのあと更に、「喉の麻酔です」と水飴状のドロっとした液体を舌にのせられ、「顔を上に向けてお薬が喉の上で止まるようにして2〜3分したらこちらに吐いてください」と、傍に置いたステンレスのトレーを指す。え…飲んじゃいけないの?…と思いつつ耐える。味はマズくはなかったけど、1分もしないうちに舌が痺れてきて感覚がなくなっていくのが分かった。
診察室に通され、また何かの薬(聞いたけど忘れてしまった)をスプレーで喉の奥のほうにシュッシュッと。
僕はベッドに横になってスタンバイの体勢。少しして先生の登場。
内視鏡は「口から」をチョイス。予約時に「口から」か「鼻から」かを選ぶように言われたのだけど、初めてなので選びようもなく… 以前、胆のうポリープの時の入院で鼻から胃に管を入れられたコトはあり、それはちょっとしんどかったよな…と思い、今回は口からお願いしてみたワケで。
「口・鼻、両方やったことあるよ」というツワモノ(知り合い)の話では、「両方ともオエってなる」とのコト。ググってみたら、鼻からのほうがオエってなりにくいらしいけど… どうなんだろ、大差ないのかな?
口・鼻それぞれ、メリット・デメリットはあるらしい。
いざ、胃カメラ挿入
たぶん、鼻水は垂らしてなかったと思うが、涙とヨダレは止めようがなかった(笑)。久しぶりに超オエオエした。
先生が「もうつらい所は通り過ぎましたよ」と言ってくれてもオエオエが止まらない。カメラが胃にたどり着いて、やっと一息着くも喉の異物感が気持ち悪く… これ、麻酔なかったらどうなってたの?…
途中、胃をキレイにしますと水を入れられ、よく診るために胃を膨らませますと空気を入れられたり…想像以上にじっくり時間をかけて診てくれるんだな…とか、思考をめぐらせる余裕も少し出てきた。
…余裕が出てきたのはイイのだけど、こんな時には絶対やってはいけないコトがある。
今、自分の置かれている状況を客観的に思い浮かべてしまうコト。
うっかりにもホドがある。
身動きのとれない格好で、何を泣きながらオエオエやってるんだ。
その刹那、ゲラ発動!
ヤバい!ダメだ…平常心平常心!… こらえようとしてる自分すら可笑しくなってしまう。マズイ、何をやっているのか(汗)。。。
「先生!この人笑ってます!」
「そんなわけないだろう、初めてだからつらいんだ」
…とかなんとかww
検査終了
きちんとした結果は後日ですが、と前置きされたあと「炎症もなくキレイですね」と胃を褒められた(笑)。
診察中、胃カメラのモニターは僕の後ろ側だったので見るコトも出来なかったけど、自分でも状態は良いほうだろうとは思っていた。
ここ数年、お酒も週に1〜2回お付き合い程度だし、特に刺激物が好きなワケでもないし、食事にはある程度気を付けてるし、何よりもタバコを吸ってない(やめた)ってのがイイんじゃないのかなと。
2週間後に今回の胃カメラを含む他の検診の結果を聞きに来るのだけど、今年は大丈夫だろうな〜 …相変わらず血圧がちょっと高いくらいで。
…いやはや、それにしてもなかなかしんどかったな、胃カメラデビュー。これで問題なければ次の胃がん検査は2年後になるとか。
次回は普通にバリウム飲みたいと思います。。。
さて、病院を出て7:30 。僕の土曜の朝にしては、まだ早い時間。
「水分・食事は1時間後以降にしてください」とのことだったので、お腹は空いてるのだけど1時間待つあいだ、どーするか。散歩で時間潰す?…
天気もイイし散歩ついでにホームセンターとか100均ショップのハシゴしちゃおうかな…と思うも、さすがに時間が早すぎる。10:00 開店まで歩き回ったら疲れ切って帰って来れなくなる。
…先週、その散歩がてらのハシゴをやって、いつになく歩き過ぎて(マピオンのキョリ測で見てみたら実に9Km越え、スマホの歩数計は2万歩)もうヤバいかと、行き着いた先が緑ヶ丘のイオンだったのでそこから電車で帰路につく。。。
この時、久しぶりに電車に乗ったからか切符を買い間違え、あとで乗越精算(笑)。PASMO買いたいんだけどなぁ… ICチップの供給不足で今のところ販売一時停止らしいのよね。。。
…早起きだからって、歩き潰しちゃせっかくの一日をダメにしちゃうので、いつもの散歩コースでくるっと回って帰ることに。
ここ、去年も同じ頃に写真撮った気がする…
雲ひとつない青空 …に、クモ?
などとフラフラ歩いてたら、ちょうど1時間あたりで「すき家」の看板が見えてしまった。
分かってて通ったくせに。
…はい。
ちょっと食事に気を付けてるせいか、実はこの2年くらい「牛丼」を食べてない。
もちろん、事務所に出てる日の昼などはみんなと外食が多いので、その場では気を付けてる体は見せずにガッツリ食べたりもするのだけど、その分ひとりの時はそれなりにバランスを取ろうとしてるので(笑)。
だけど今朝は「きっとオレ、胃カメラ終わったら牛丼食べるんだろうな」という謎な呪文をかけられていたので(誰によ?)看板を見るなり吸い寄せられ……。
こんな店にもしばらく来てなかったけど、ここもタブレットでオーダーなのか。便利だとは思うけど、接客的なコミュニケーションが店員側にも希薄な感じで、それはどうなの?…と昭和のおじさんは思ってしまう。
…が、迷わずこれ。
…すいません、朝から大盛りです♪
食べた分、しっかり歩いて帰ります。。。
@atorie_fake